東京都現代美術館「スタジオ設立30周年記念 ピクサー展」 MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO

2016-05-20 | Panasonic DMC-GM1 | LUMIX G MACRO 30/F2.8
1060x660 東京都現代美術館 ピクサー展


東京都現代美術館「スタジオ設立30周年記念 ピクサー展」

2016年5月20日(金)、ピクサー展は並ばずに入れました。
ピクサー展は120分待ちと聞いていましたが、どうもそれは土日だけのことで、平日の昼間に行ったら、チケット購入も入場待ちも0分でした。なんなの、若冲展とのこの落差は? 若冲展の客層はどう見ても定年以降のおじいさんおばあさん中心、ピクサー展は平日は学校に行かなきゃいけない学生中心だからでしょうか。体力使い果たしていたので、並ばずに見ることが出来てよかったです。それでも中はそれなりに人がいました。映像展示を全部見たら4〜5時間かかるんじゃないのかなあ? 私は短編6本と、『メリダとおそろしの森』の映像展示しかみてないけど、それでも3時間くらいかかりました。



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2016-05-20 | Panasonic DMC-GM1 | LUMIX G MACRO 30/F2.8
1060x660 東京都現代美術館 ピクサー展


若冲を見た後だったので、最初会場に入った時は、落書きしか展示してない……みたいなガッカリ感があったのですが(や、なかなか見る機会のないファン垂涎の貴重な展示というのはわかるけど)、後から出でくる動くもの→立体のゾートロープやアートスケープが面白かったです。アートスケープは椅子に座るとより浮遊感があり、自分が風に舞う羽根か木の葉になったかのよう。たくさん並べられたカラースクリプト(イラストに近いカラーコンテ)の前をふわ〜と動きつつ、スッとその物語の世界に入っていく感じなのです。ただ椅子に座ると近すぎて全景がちょっと見えにくかったけど。

PIXARの作品の製作過程には、ストーリーボードとカラースクリプトという段階があるそうで、ストーリーボードは日本アニメの絵コンテと同じもの、カラースクリプトは場面の雰囲気が伝わるような色彩設計を含めた絵コンテとでも言えばいいのかな。光と陰影と色彩の表現が素晴らしかったです。






展示してある作品の中では、上の動画の作者さん、Geefwee Boedoe氏の絵が一番好みでした。ポストカードあったら買おう!大人買いだ!と思ってましたが1枚もなくて涙涙😭 売り切れではなく元々なかった……。仕方ないので図録を買って帰ってきたのでした。その図録の中にもほとんど収録されてなくて涙涙😭





「メリダとおそろしの森」の映像展示の1つがこんな感じでした。なぜメリダが好きかというと、あの真っ赤な巻き毛のふわふわの動きに衝撃を受けたからです。やわらかな髪の毛の動きでした。


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公式サイト:東京都現代美術館「スタジオ設立30周年記念 ピクサー展」