2026年 アーモンドが増えました
こんにちは、@kamujpです。
木場公園・都市緑化植物園(無料)内にある「果樹見本園」の果物をまとめました。ここは、開園時間が9:00-16:30です。
ヤマグワとアキグミとフェイジョアは都市緑化植物園の外にあるので早朝でも見ることができます。
できるだけ全ての果樹を集めました。下のリストはだいたいの収穫時期で並べてありますが、植物によっては熟した果実を観察することができません。
一番最後に地図を載せたので参考にしてください。
𒊹 熟した果実
⦿ 未熟な果実
✖️ 果実が不良
木場公園のくだものリスト
- ✖️ 04月:ナワシログミ
- ⦿ 05月:ウメ(大小)
𒊹 05月:ユスラウメ2024年に伐採されました- ✖️ 05月:ダイオウグミ
- 𒊹 05月:ビワ
- 𒊹 05月:アーモンド New
- 𒊹 05月:ヤマグワ
- 𒊹 05月:ワイルドストロベリー
- 𒊹 06月:スモモ
- 𒊹 06月:アンズ
- 𒊹 06月:ヤマモモ
- 𒊹 07月:ブラックベリー
- 𒊹 07月:キウイフルーツ(ゴールデンキング)
- ⦿ 07月:ブルーベリー
- 𒊹 08月:ブドウ
- 𒊹 08月:イチジク
- 𒊹 09月:ザクロ
- 𒊹 09月:オリーブ
- 𒊹 09月:マルメロ
- 𒊹 09月:カキ
- 𒊹 09月:イチョウ(ギンナン)
- 𒊹 09月:イヌリンゴ
- ⦿ 10月:オニグルミ
- 𒊹 10月:ダイダイ
- 𒊹 10月:ナツメ
- 𒊹 10月:カラタチ
- 𒊹 10月:カリン
- 𒊹 11月:アキグミ
- 𒊹 11月:フェイジョア
- ⦿ 11月:キンカン
- ✖️ 03月:アケビ(花)
𒊹 06月:トケイソウ(花)2026年撤去されています
果樹以外も入ってます。くだものって「樹木」になるんですね…イチゴは野菜だそうです。野菜と果物の違いを今知った💦
公園の果物って取って食べていいの?
基本、公園のものは持ち出し禁止です。東京都建設局のサイトのQ&Aによると、
Q 公園内で植物採集や昆虫採集をしたい。
A 公園環境の保全の妨げとなる行為や商業用の採集は禁止しております。詳細につきましては、各公園の管理所までご確認ください。
と書いてあります。
ナワシログミ 苗代茱萸(グミ科 グミ属)
Elaeagnus pungens
春の苗代を作る時期に赤く熟す実をつけるのでナワシログミ。渋みがあるが甘酸っぱく、主に生食や果実酒に利用されます。
赤い果実が付いたところを見たことがありません。花が咲いた後に枝を剪定してるので(そのせいかどうか)果実はほとんどつきません。
ウメ 梅(バラ科 サクラ属)
Prunus mume
果実は生食できませんが、主に梅干しや梅酒の材料として日本の食卓に欠かせない果物です。
梅の木は何種類かあるようで、写真は早めに咲く小梅の果実と、普通サイズの梅のお花です。
ユスラウメ 梅桃(バラ科 サクラ属)
Prunus tomentosa
初夏にサクランボに似た小さな赤い実を鈴なりにつけます。癖のない甘みがあり、生食やジャムにします。
私の果樹見本園イチオシでしたが、残念ながら伐採されてしまいました。害虫か…? 案内板にはニワウメとユスラウメ両方ありますが、私が見た時にはニワウメはありませんでした。
果樹ではありませんが、ユスラウメの近くにキクモモという桃の木もあります。2025年はキクモモの果実も観察できました。モモですが梅みたいな実です。
ダイオウグミ 大王茱萸(グミ科 グミ属)
Elaeagnus multiflora var. gigantea
ナツグミの栽培品種で、一般的なグミよりも実が大きく、主に生食や果実酒として利用します。
ナワシログミの隣にありますが、果実どころか健康な葉っぱを見るのも珍しいくらいです。ダイオウグミは単性のものもあるそうなので、それで実がつかないのかも。
ビワ 枇杷(バラ科 シャリンバイ属)
Rhaphiolepis japonica
みずみずしく上品な甘さがあり、高級デザートとしての生食のほか、ゼリーなどの果肉加工に使われます。
木場公園の果樹園内で一番完熟してる感じの果実をつけます。ビワは路上でも結構見かけますね。
アーモンド 扁桃(バラ科 スモモ属)
Prunus dulcis
種子の中の仁(じん)を、乾燥・焙煎してナッツとしてそのまま食べるほか、お菓子の材料として幅広く使われます。
新しく植えられたものはアーモンドでした。桃に似たお花を咲かせます。
ヤマグワ 山桑(クワ科 クワ属)
Morus australis
養蚕に使われるクワの野生種で、初夏に黒紫色の小さな実を実らせます。甘みが強く、生食やジャム、果実酒の材料に利用。
都市緑化植物園の外にあります。ヤマグワの果実には糸のようなもの(雌しべの名残)があり、クワの実にはありません。
ワイルドストロベリー 蝦夷蛇苺(バラ科 オランダイチゴ属)
Fragaria vesca
イチゴの原種の一種で、小さく香りの高い実を長期間つけます。ハーブティーの風味付けやジャムに加工されるます。
果樹(木)ではありませんが、皆さん「くだもの」だと感じてると思うので追加しておきました(正式な分類では野菜だそうです)。
スモモ 李(バラ科 サクラ属)
Prunus salicina
別名プラム。酸味と甘みのバランスが良い桃に似た果物で、初夏に出回ります。基本は生食ですが、果実酒やジャムにも。
スモモとアンズの木は並んでるので、違いを比べやすいと思います。果実に隠れてわかりにくいけどスモモは果柄があるのが特徴です。実に付いてる棒の部分ですね。
アンズ 杏(バラ科 サクラ属)
Prunus armeniaca
別名アプリコット。橙色の実で爽やかな酸味があります。生食の他、傷みやすいため、主にジャムやドライフルーツに利用。杏仁豆腐の風味付けも使われます。
アンズは梅そっくりのお花が咲いて、果実も梅同様、枝に直接なる感じです。アンズも2種類あるようです。
ヤマモモ 山桃(ヤマモモ科 ヤマモモ属)
Morella rubra
初夏に粒々とした赤い丸い実をつけます。独特の酸味と甘みがあり、生食のほか、果実酒やシロップ漬けに。
2019年は当たり年だったのか、真っ赤なヤマモモの実がたくさんなってました。
セイヨウヤブイチゴ 西洋藪苺(バラ科 キイチゴ属)
Rubus fruticosus
別名ブラックベリー。夏に黒く熟すベリー。酸味が強いため生食よりは、主にジャムや果実酒、お菓子のトッピングに重宝されます。
このくらいの暗めの色までは見たことありますが、まっ黒になった実はあまり見たことありません。7月下旬頃には一部黒くなります。
帰化植物見本園のブラックベリー
キウイフルーツ(マタタビ科 マタタビ属)
Actinidia chinensis 'Golden King'
果肉が黄色で酸味が少なくて、主にデザートとしての生食に適しています。
ゴールデンキング(雌木)という品種です。果実がついてるとこはほとんど見たことがありません。2018年と2024年に見かけました。雌雄異株なので自然には受粉しにくいみたいです。誰かが受粉してくれたの?😅
白いお花が時間が経つと黄色っぽくなるみたいです。
キウイの若葉ってとてもかわいい感じ。
ブルーベリー 藍苺(ツツジ科 スノキ属)
Cyanococcus
ここのブルーベリーは黒っぽい色になる前になくなってしまう感じです。鳥に食べられちゃうのかな? 数も少なめです。
参考になるサイト:日本一詳しいブルーベリー品種解説 | ブルーベリファームおかざき
ブドウ 葡萄(ブドウ科 ブドウ属)
Vitis
古くから栽培されている果物。そのまま食べたり、ワインやレーズンの原料になります。
品種不明。1粒1粒はデラウェアくらい、もしくは気持ち小粒かなって感じの大きさです。市販のブドウに比べて見るからに酸っぱそう(思い込み)。
イチジク 無花果(クワ科 イチジク属)
Ficus carica
独特のプチプチした食感と優しい甘みがあり、生食のほか、ドライフルーツとして親しまれています。
赤みを帯びて少し熟した状態の実を見たことがあります。イチジクの香りが漂ってました。
ザクロ 柘榴(ミソハギ科 ザクロ属)
Punica granatum
爽やかな酸味があり、生食(種子の周り)やジュース、グレナデンシロップの原料に使われます。
ザクロもこのくらいの状態から先は見たことがありません。パカンと割れて真っ赤な粒々がのぞいてるような果実を見てみたいのですが…。
と、書いてましたが、実が弾けるものが在来種で、外来種は割れないそうです。今はほとんどが外来種だそうです。
オリーブ 洋橄欖(モクセイ科 オリーブ属)
Olea europaea
地中海世界を象徴する植物。生の実は非常に渋いため、絞って果実油であるオリーブオイルにするほか、塩漬け(ピクルス)にして料理のトッピングに利用。
果樹園の近くのオリーブはずっと果実を見たことなかったのですが、2021年に初めて見つけました! 果実が多めに出来るのは都市緑化植物内の北側にあるオリーブの木です。
参考になるサイト:オリーブの花
マルメロ 榲桲(バラ科 マルメロ属)
Cydonia oblonga
洋梨に似た黄色い果実で、良い香りがするが硬くて生食はできない。加熱すると柔らかくなるため、コンポートやジャム、果実酒に利用されます。
一部の産地を除いて、日本では馴染みのないくだものです。そのまま食べず、漬け込んでコンポートにしたりします。
カキノキ 柿の木(カキノキ科 カキノキ属)
Diospyros kaki
東アジア原産の秋を代表する果物。甘柿はそのまま生食で、渋柿は保存食の干し柿(柿餅)として重宝されます。
木場公園の柿は赤くなったのを見たことがありません。緑のまま消えてしまうか、鳥にでもつつかれるのか、腐って部分的に黒くなってる感じ。
下の写真は他の場所で撮ったカキノキのお花です。
イチョウ 銀杏(イチョウ科 イチョウ属)
Ginkgo biloba
果肉の中の殻に包まれた仁(ぎんなん)を取り出し、茶碗蒸しの具や、煎っておつまみに。
銀杏並木の中の1部だけですが、毎年よく実が付きます。
イヌリンゴ 犬林檎(バラ科 リンゴ属)
Malus prunifolia
別名姫りんご。リンゴの原種に近い野生種。酸味と渋みが強いため生食には向かず、主に果実酒や観賞用。
多分熟すのは9月以降ですが、暑過ぎて観察してません。
オニグルミ 鬼胡桃(クルミ科 クルミ属)
Juglans mandshurica var. sachalinensis
日本に自生する野生のクルミ。殻を割ってそのまま食べるほか、和菓子の材料や胡桃和えなどの料理にも。
湿性植物見本園のビオ池のそばにあります。実が落ちているのを見つけるまでは全く気づきませんでした。
ナッツ類のように固い殻に包まれたものを堅果と言います。果物というとジューシーなイメージですが、堅果も果物です。ここには載せてませんが、大昔によく食べていたドングリや、今でも地方で食材にされているトチノミの木も、木場公園にはあります。
ダイダイ 橙(ミカン科 ミカン属)
Citrus aurantium
実が冬を越しても落ちず、数年木に残ることから「代々」と呼ばれる。主にポン酢の原料や、正月の鏡餅の飾りに利用されます。
毎年実が付きます。果実は早くからついているので観察は長期間可能です。
5月に白い花が咲きます。直後から小さい実が確認できて、秋に向けて少しずつ大きくなっていきます。柑橘類のお花ってそっくりで素人には区別つきませんね。
ナツメ 棗(クロウメモドキ科 ナツメ属)
Ziziphus jujuba
主に乾燥させてドライフルーツにするほか、中華料理の薬膳スープや甘露煮の具材に。生食も可能。
ナツメの加工用は青い状態で収穫されますが、赤みを帯びてくると食べ頃です。赤黒くシワシワになってるものは熟し過ぎて美味しくないそうです。販売してるものは加工されたドライフルーツなのでシワシワな状態です。
カラタチ 枳(ミカン科 カラタチ属)
Citrus trifoliata
主に柑橘類の栽培用の接ぎ木の台木として使われるほか、鋭い棘を活かして生け垣(防犯用)に植えられます。
"からたちの花が咲いたよ〜"なんていう歌詞を耳にしたことがあって、カラタチという名前は知ってたものの、ずっとどんな植物か知りませんでした。やたらトゲトゲの植物で驚きました。このまま食べるのには向いてなくて、果実酒などに利用するか、生薬に使われるとか。
カリン 花梨(バラ科 カリン属)
Pseudocydonia sinensis
芳香がありますが、硬くて渋いため生食は不可能。果肉の成分を抽出して、主にカリン酒やのど飴の原料になります。
果樹園のカリンはあまり黄色になりませんが、木場公園内の他の場所のカリンはよく黄色に色づいてます。実の大きさや形も違うので品種が違うのかもしれません。
アキグミ 秋茱萸(グミ科 グミ属)
Elaeagnus umbellata
やや渋みがあるが、完熟すると甘くなり、主に生食やジャム、果実酒の材料として使われます。
都市緑化植物園の常時開放の花木見本園にあります。案内板では以前は果樹園にあったようです。
筑波実験植物園の「みごろの植物」によると"甘くさわやかな香り"らしいのですが、私には青臭いというか(さわやかな部分?)、むせるというか(甘い部分?)、そんなにいい香りではありません。ただ嗅覚には全く自信がないので皆様はどう感じるのか気になります。
フェイジョア 斐洲果(フトモモ科 フェイジョア属)
Acca sellowiana
パイナップルとバナナを合わせたような芳醇な香りと甘みがあり、生食するほか、ジャムに加工されます。
こちらも都市緑化植物園の外にあります。ヤマグワのそばに何株もあります。2021年に初めて果実を見つけました。
キンカン 金柑(ミカン科 ミカン属)
Citrus japonica
皮ごとそのまま食べる生食のほか、風邪予防として甘露煮や蜂蜜漬けにされることが多いです。おせちの定番。
生育がイマイチ良くないです。他で見るキンカンは黄色の実がたくさん付いていたりするんですが…。
アケビ 木通(アケビ科 アケビ属)
Akebia quinata
中の白い果肉はほんのり甘く生食するほか、郷土料理ではほろ苦い果皮を使用します。
花木見本園の壁面緑化見本園にあります。つぼみが付き始めたモッコウバラの裏側でひっそり咲いてます。花だけは毎年咲きますが、実がなってるのを見たことがありません。雄花と雌花があっても自家受粉はしないそうで、他にアケビの木がないと実がならないんだそうです。そういう性質はフェイジョアに似てますね。
トケイソウ 時計草(トケイソウ科 トケイソウ属)
Passiflora caerulea
パッションフルーツは、独特の爽やかな香りと酸味があり、主に生食やジュースに使われます。
キウイフルーツ用の棚に絡むように咲いていました。案内板ではパッションフルーツ(クダモノトケイソウ)ですね。今は他のお花が植えられてます。トケイソウはガーデニング広場の北側のバックヤードフェンスに残っています。
トケイソウとクダモノトケイソウ(パッションフルーツ)の違いは、パッションフルーツの葉っぱが3裂なのに対して、トケイソウの葉は5〜7裂とのことです。下の写真はパッションフルーツ。トケイソウの実もちゃんと育てば食べられるそうですよ。




