マップを参考にしてもなかなか見つからないものもありました。採集可能な季節順に紹介します。拾えたものは⭕️、どんぐりを見たことないものは❌をつけています。
ブナ科の果実をどんぐりと呼びます。どんぐりには含まれないけど、落ちてるの見つけたら嬉しいナッツ系の木の実も番外で加えています。
木場公園のどんぐりリスト
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落葉樹 クヌギ(ブナ科 コナラ属)
8月下旬頃からポツポツ落ち始めています。クヌギはアベマキに似ていますが、木場公園にアベマキはないので間違えることはありません。
クヌギ Quercus acutissima
コロンと丸いどんぐりが落ちてたらクヌギのどんぐりと思って間違いありません。
帽子(袴)は大抵外れているので、そばに落ちているものを一緒に拾います。
撮影日:2019-09-26
クヌギは葉っぱも特徴的で細長くてトゲトゲ(鋸歯)が目立ちます。
撮影日:2018-09-06
夏にはこんな実が付いてます。上の画像のような葉っぱを見つけたら枝をよ〜く観察してみてくださいね。
撮影日:2018-08-28
クヌギの黄葉もきれいです。
2019-12-05
クヌギのお花
2022-04-10
クヌギの樹皮
2022-08-29
アベマキ Quercus variabilis
比較のアベマキです。これは日比谷公園に行った時にたまたま見つけたもの。
鋸歯のトゲトゲは全然痛くないです。落ち葉になると葉の裏の白さが目立つらしいので落ち葉の頃にまた見に行きたいです。
撮影日:2020-07-12 場所:日比谷公園
アベマキの樹皮
撮影日:2020-07-12 場所:日比谷公園
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落葉樹 コナラ(ブナ科 コナラ属)
9月上旬頃から落ち始めます。どんぐりと言えばコナラの実ってイメージでしょうか。葛西橋通り沿いの南側にコナラとアラカシが植えてあります。この場所はどんぐり拾いのメイン会場らしく、拾い尽くされた翌日はほとんど落ちてないことも。ここで見つからなくても他の場所に植えられているので大丈夫です。
コナラ Quercus serrata
帽子がシマシマじゃないのが特徴。
わりとスリムな見た目です。コナラのどんぐりは帽子(袴)がくっついて落ちていることがまれで、トングリの本体と帽子を別々に拾ってきてあとでくっつけます。落ちると乾燥してすぐ痩せてきて割れやすくなるので、処理は早めに。
撮影日:2023-11-02
夏の頃のコナラの実
撮影日:2019-08-30
コナラの樹皮はとても特徴的なので、比較的探しやすいと思います。
撮影日:2020-04-14
秋になると葉っぱが黄〜赤茶色に変化しますが、条件がいいとかなり真っ赤になることも。
撮影日:2019-12-12
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落葉樹 カシワ(ブナ科 コナラ属)
木場公園ではカシワに似た葉っぱの木が3つありますが(他にもあるかも)、どんぐりは1度もみたことありません。可能性があるのは都市緑化植物園のビオ池のそばの木かなあ。
カシワ Quercus dentata
まだ若葉のカシワちゃん、かわいい形の葉っぱです。柏餅に使います。
撮影日:2019-06-04
緑色から黄土色〜赤茶色の葉っぱになります。運が良ければもう少し赤くなってることも。
撮影日:2020-12-14
カシワの樹皮。あまり特徴がないですね。
撮影日:2021-10-10
コナラ・ナラガシワ・カシワ・ミズナラはよく比較されますが、木場公園にあるコナラとカシワに限って言えば、コナラには葉柄があり(左)、カシワには葉柄がほとんどない(右)ことで区別できます。木場公園のコナラとカシワは葉っぱの形も全然違うので紛らわしいということはありません。
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常緑樹 マテバシイ(ブナ科 マテバシイ属)
マテバシイ Lithocarpus edulis
9月上旬頃から落ち始めます。比較的実付きがいいです。強風の翌日は枝ごと落ちている時もあります(正式には枝じゃなくて花軸と呼ぶそうです)。コナラより大きめ、硬くて虫がつきにくいお勧めのどんぐりです。木場公園で一番簡単に拾えます。
大きめで目立ちます。
撮影日:2022-09-27
ふれあい広場の東側と南側はマテバシイがズラ〜ッと植えてあります。防災公園なので防火林として植えられてるのだと思います。多目的広場の北側にもマテバシイが並んでいます。
撮影日:2020-09-02
毎年たくさんなってます。
撮影日:2020-09-02
マテバシイは、どんぐりができるまでに2年かかるタイプですが、お花と今年実るどんぐりが同時に見ることができて観察しやすいです。
撮影日:2020-09-02
お花。
撮影日:2020-09-02
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常緑樹 スダジイ(ブナ科 シイ属)
スダジイ Castanopsis sieboldii
9月下旬から12月中旬頃に拾えます。帽子がちょっと変わった形のどんぐりです。
撮影日:2018-11-20
木場公園大橋の上から観察できます。葉裏は淡い黄緑色〜黄褐色に見えます。ゆるい鋸歯も見えます。
撮影日:2020-08-23
どんぐりが見えてきました。
撮影日:2021-10-10
他のどんぐりがベレー帽だとしたら、スダジイはチューリップハットのような形の帽子(殻斗)です。殻斗が3裂してるのがスダジイ。木場公園は意外とスダジイだらけ。
撮影日:2020-09-30
お花。
撮影日:2019-05-16
樹皮。樹皮は個体差があります。
撮影日:2021-10-10
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常緑樹 アカガシ(ブナ科 コナラ属)
アカガシ Quercus acuta
10月上旬から11月中旬頃。どんぐりマップによると三ツ目通り側の2つのみです。もう1本はまだ見つけてないので、そちらにどんぐりがあるかも…。
どんぐりの帽子はふわふわらしいのですが、残念ながらまだ見つけてません。
コナラ属で唯一ギザギサ(鋸歯)がほとんどありません。葉の縁がうねってます。葉柄は少し長め。2022年は病気っぽい感じでしたが、持ち直しました。
撮影日:2021-10-10
お花です。
撮影日:2021-10-10
樹皮は今のところあまり特徴がありません。まだ細いくて少し黒っぽい感じです。
撮影日:2021-10-10
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常緑樹 ウバメガシ(ブナ科 コナラ属)
ウバメガシ Quercus phillyraeoides
葉っぱが馬の目のような形だから馬目樫…とも言われているそうです。どんぐりマップを見ながら探してそれらしい木はみつけたのですが(35.67566, 139.80983)、2年にわたってどんぐりが見当たりません。かわりに深川ギャザリアのウバメガシを紹介します。見つけた時は若い細い木だったので最初はどんぐりも小さめでした。
深川ギャザリアのウバメガシの木の根元。
どんぐりの様子。
木場公園 都市緑化植物園の刈込・生垣見本園にある木もウバメガシだと教えてもらいました。
ウバメガシはよく生垣にも使われているそうですが、生垣状態だとたまにシャリンバイと区別つきにくいです💦
若葉は赤くて目立ちます。
撮影日:
赤い色が抜けてツヤツヤの黄緑色になるとトベラと区別つきにくい時もあります。
撮影日:
ウバメガシの樹皮です。
撮影日:
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常緑樹 シラカシ(ブナ科 コナラ属)
シラカシ Quercus myrsinifolia
10月下旬頃から11月下旬頃まで。コナラのどんぐりを探し始める頃、まだ緑色で成長中。
これは強風で落ちたものですね。
撮影日:2020-09-30
木場公園のどんぐりの木で一番多いのがシラカシです。
撮影日:2022-08-29
葉っぱは細めでツヤあり、葉先の2/3にギザギサ(鋸歯)があります。
撮影日:2020-10-02
葉裏は白っぽくて滑らかです。
撮影日:2018-09-28
公園の真ん中にある橋の上からも観察できて便利。
撮影日:2018-09-28
珍しい多果どんぐりが撮れてました。一つの殻斗(帽子や袴と呼ぶ部分)に複数の実がついてるものです。
撮影日:2018-09-28
比較的若い木の樹皮。まだ縦に筋が見える感じです。粒々ザラザラな感じのものもあります。
撮影日:2019-05-13
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常緑樹 ウラジロガシ(ブナ科 コナラ属)
ウラジロガシ Quercus stenophylla
名札が付いているので探しやすいです。
よく育ったウラジロガシの葉っぱはシラカシよりも大きく、葉の先端がシュッとしているのが特徴だそうです
撮影日:2020-11-18
以前はいつも葉っぱが虫食い状態であまり健康なイメージがありませんでしたが、ここ数年はわりと元気な葉っぱが見られるようになりました。
撮影日:2020-10-02
ウラジロガシの名前のとおり葉の裏が白いのか、いつも葉っぱの裏を見ようとするのですが、日差しの角度のせいでなかなか確認できません。白っぽいかな?
撮影日:2019-07-21
樹皮。まだ細くて若い木です。どんぐりは見たことありません。
撮影日:2020-01-10
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常緑樹 ツブラジイ(ブナ科 シイ属)
ツブラジイ Castanopsis cuspidata
どんぐりマップのツブラジイの場所を探してきました。スダジイに似た木というとこれしかなかったので、これがツブラジイなのかな? スダジイより小ぶりだけど区別がつきにくいそうです。
樹皮です。自信ないです💦
撮影日:2021-10-10
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常緑樹 アラカシ(ブナ科 コナラ属)
どんぐりは10月下旬〜2月上旬まで拾えるそうです。葛西橋通りの南側にコナラと交互に植えられてます。
アラカシ Quercus glauca
拾ってから写真撮影まで少し日を置いたためひび割れが…。
撮影日:2025-01-10
アラカシ Quercus glauca
葛西橋通り沿いの木は高すぎてなかなか実を見つけられないのと、どんぐり拾いのメイン会場なのであまり実が落ちてません。観察しやすいのがテニスコートの南西角のアラカシです。
撮影日:2023-10-06
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番外 落葉樹 トチノキ(ムクロジ科 トチノキ属)
日本の古代人の食料「トチノミ」です。栃の木の果実なの栃の実です。どんぐりに先駆けて8月くらいから落ちてます。
トチノキ Aesculus turbinata
自然に落ちたものは、外側の殻がパカッと外れます。その中の実が固くてあく抜きが大変らしい。殻を含めて直径5cm前後の大きめの果実です。
撮影日:2021-08-23
KIBACOの近くのトチノキが一番探しやすいよ。
撮影日:2024-08-23
たいてい茶色く枯れますが、条件がいいと綺麗なオレンジ色に黄葉します。
撮影日:2019-10-28
トチノキのお花
撮影日:2020-04-28
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番外 落葉樹 オニグルミ(クルミ科 クルミ属)
ブナ科なので、栗もどんぐりの仲間ですが、木場公園にはないのでギャザリアビオガーデンのものを紹介します。
オニグルミ Juglans ailanthifolia
日本の古代人の食料「クルミ」です。湿性植物見本園のビオ池そばにあります。この中にクルミの固い殻が入っています。この緑色の部分もけっこう固いです。ナッツ類のように固い殻に包まれたものを堅果と言います。
撮影日:2023-10-11
上の方にあるのでお花は見たことありません。運が良ければ7月〜10月の間、実が落ちてるのを見つけられます。台風とか強風の翌日が狙い目。
撮影日:2020-07-07
低い場所に生えてた葉っぱ。艶がなくザラザラした雰囲気。
撮影日:2021-10-10
オニグルミの樹皮。
撮影日:2020-07-07
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番外 落葉樹 クリ(ブナ科 クリ属)
ブナ科なので、栗もどんぐりの仲間ですが、木場公園にはないのでギャザリアビオガーデンのものを紹介します。
クリ Castanea crenata
最初は虫食いだらけでしたが、ようやく葉っぱが元気に育つようになってきました。
撮影日:2022-06-26 場所:ギャザリアビオガーデン
クリのお花は見たことありますが、まだ栗の実がなってるのを見たことありません。
撮影日:2022-05-29 場所:ギャザリアビオガーデン
桃栗三年柿八年といいますが、もうとっくに3年は過ぎてます…。
撮影日:2022-10-31 場所:ギャザリアビオガーデン
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他の公園で見たブナ科の樹木
ブナ科なので、栗もどんぐりの仲間ですが、木場公園にはないのでギャザリアビオガーデンのものを紹介します。
落葉樹 ブナ(ブナ科 ブナ属)
昭和記念公園で見たブナの木です。
撮影日:2018-09-17 場所:昭和記念公園
落葉樹 ブナ(ブナ科 ブナ属)
白っぽくて綺麗な樹皮です。
撮影日:2018-09-17 場所:昭和記念公園
落葉樹 アカガシワ:レッドオーク(ブナ科 コナラ属)
昭和記念公園で見たアカガシワの木です。
撮影日:2018-09-17 場所:昭和記念公園
紅葉が美しいそうです。
撮影日:2018-09-17 場所:昭和記念公園
落葉樹 ヨーロッパナラ:オーク(ブナ科 コナラ属)
猿江恩賜公園で見たヨーロッパナラの木です。残念ながらこの木は枯死してしまいました。
撮影日:2020-04-11 場所:猿江恩賜公園
ヨーロッパナラの樹皮。
撮影日:2020-04-11 場所:猿江恩賜公園
確認済みのどんぐりマップです。
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