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山上憶良が詠んだ秋の七草
こんにちは、@kamujpです (๑′ᴗ‵๑)
秋の七草を木場公園でどれだけ見つけることができるか、過去の写真から探してみたところ、とりあえずコンプリートできました。
「萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花」この歌の順に見ていこうと思います。
秋の七草
現代ではどうにも季節感がズレてしまい、秋の七草というにはしっくりこない感じもします。一応立秋は8月の中下旬頃。昔はお盆を過ぎると暑さも和らぐ感じでしたが、今は9月も真夏の気温ですよね。
萩の花(はぎのはな)
現在の名前:萩 ハギ(マメ科 ハギ属)
都市緑化植物園の外、南側のエリアにあります。9月中旬頃から10月中旬頃までが花の時期だと思われます。
本来の七草はヤマハギなのだそうです。こちらの萩は葉っぱの感じがチョウセンキハギっぽいそうです。公園内にヤマハギっぽいのも一応あることはありますがハッキリしません。ヤマハギはキャザリアビオガーデンにあります。
尾花(をばな)
現在の名前:芒 ススキ(イネ科 ススキ属)
こちらは都市緑化植物園内のススキ。ミドリアムの北側に温風の吹き出てくる建物(何だろう?)がありますが、そのあたりにもあります。
ふんわりしてて可愛いです。これでフクロウを作れるらしい。フクロウを作りたい方はお花屋さんで購入してください。
葛花(くずばな)
現在の名前:葛 クズ(マメ科 クズ属)
木場公園大橋の南側で二股になっている場所の中央はクズだらけです。あれだけクズがあるのに、お花を見たのは1度だけです。タイミングが悪いんでしょうか。
お花だけ、向島百花園で撮ったものを載せておきます。💦
瞿麦の花(なでしこのはな)
現在の名前:撫子 カワラナデシコ(ナデシコ科 ナデシコ属)
撫子はなかなか良い出会いがありません。過去写真を探してたら1枚撮ってました。下がカワラナデシコ。ただし、どこにあったのかまったく覚えていません💦
この辺やこの辺にあるかもしれません。ないかも…💦
2022年には束になったカワラナデシコがありました。花壇等では同じナデシコ科のダイアンサスをよく見かけますが、こちらは伸びまくった茎を紐で括ってまとめてます。実際はこんなふうにまとまらずバラけて咲いてます。
姫部志(をみなえし)
現在の名前:女郎花 オミナエシ(オミナエシ科 オミナエシ属)
都市緑化植物園内にあります。年によって場所が変わってる気がします。このエリア内で黄色を探してみてください。7月〜8月頃に咲いています。今年は噴水のそばにありました。
なぜか虫に好かれるようで晴れてる日は虫だらけです。↓虫がいないなんて奇跡的。
藤袴(ふじばかま)
現在の名前:藤袴 フジバカマ(キク科 ヒヨドリバナ属)
都市緑化植物園内にあります。10月〜11月頃に咲いています。フジバカマはどこにあったか記憶にないけど、オミナエシと同じエリアだと思います。
これも本来のフジバカマとは違う園芸品種だそうで、本物は神代植物公園や向島百花園に行けば見ることができます。ピロ〜ンと伸びた2つに別れた糸のようなものは雌しべ…最終的にもじゃもじゃのお花になります。
朝貌の花(あさがほのはな)
現在の名前:桔梗 キキョウ(キキョウ科 キキョウ属)
都市緑化植物園内にあります。これもオミナエシと同じエリアです。早いと6月頃から、遅くて11月頃まで咲いています。白いキキョウもあります。木場公園では見たことないけどピンクのキキョウもあります。
遣唐使が持ち込んだと言われるアサガオは、山上憶良の時代にはまだなかったため、朝貌=キキョウが定説になっているそうです。しかし、朝貌と呼ばれていたキキョウが、他の植物に名前を明け渡すのも不自然な気が…。山上憶良の時代にはすでにアサガオがあったんじゃないかってことで、そのまんま朝貌=アサガオという説もあるようです。
秋の七草を育ててみたい?
ハギだけは落葉低木ですが、他は全部多年草となっています。
そろそろこんなのを準備する季節。
撮影場所:都市緑化植物園あちこち
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