上野公園の「越前水仙」
白い花被片、黄色〜黄橙色の副花冠、カップ咲き、小輪房咲き
こんにちは、@kamujpです。
トップ画像は上野公園で見かけたニホンズイセンです(ニホンズイセンと濁るほうが正しいそうです)。福井県から贈られたスイセンで、名札は「越前水仙」になってました。福井県の越前海岸にたくさん自生しているそうで観光名所にもなっています。
こちらのニホンズイセン(=越前水仙)は、東京文化会館と日本芸術院の間の道の脇あたりにあったと思います。今もあるかは不明。
品種名、お花の咲き方、呼び方がいろいろ
フサザキスイセン(Narcissus tazetta)は、ニホンズイセンの原種にあたります。1つの花茎から複数の花が房のように咲くため、房咲き水仙と呼ばれますが、ニホンズイセンも同じく「房咲き水仙」と呼ばれることがあります。花茎にお花が1つの場合は一花咲き。
学名がナルキッスス タゼッタのため、「タゼッタ系水仙」と呼ばれることもあります。
「カップ咲き水仙」のように、花の形状による別の呼び方も存在します。ちょっと混乱しますね💦
木場公園等、他で見たニホンズイセン
名札がないため正確ではありませんが、おそらく普通のニホンズイセンだと思われます。
早いと12月から咲いていますが、2025年も2026年も開花が遅く1月中頃から咲き始めました。猛暑のせいかな…
柔らかさがニラっぽく見えるんでしょうか。スイセンの葉っぱには毒があります。ニラと間違って食べてしまったというニュースをよく耳にします。スイセンの葉っぱはニラよりも厚みがあり、葉先が丸い感じです。匂いもしません。
スイセンの花びらって3枚だって知ってた?
植物については小学生の理科程度の知識しかない私、スイセンの花びら(花弁)は前方の3枚のみで、後方の3枚は萼片だと今知りました! 花びらだと思っていたら実は萼片だった、という場合もあるので、これらをまとめて花被(かひ)とも言います。後方の3枚は少し尖っています。
昔からよく見かける水仙の歴史
ギリシャ神話の頃から知られているスイセンですが、スイセンの原種って全然違う形なんですよね。古代ギリシャ時代はどんな形だったのかな?
子供の頃から身近すぎて目新しさもありませんが、日本にはいつから存在するの? と疑問に思って調べた結果です。
- 水仙(ニホンズイセン)文献初出は室町時代だけど奈良時代に漂着してたという説も
- 白花水仙(シロバナスイセン:Narcissus papyraceus)江戸時に薬草として渡来
- 黄水仙(キズイセン:Narcissus jonquilla)江戸末期に渡来
- 喇叭水仙(ラッパスイセン:Narcissus pseudonarcissus)明治末期に渡来
- 黄房水仙(キブサスイセン:Narcissus tazetta cv.)大正時代にヨーロッパから渡来
都内だと葛西臨海公園で毎年「水仙まつり」を開催しています。2月上旬頃が見頃のようです。品種を問わないなら公園に行けばスイセンはどこにでも咲いてますね。意外と変わったスイセンにも出会えます。