お正月の恒例行事、春の七草がゆ
こんにちは、@kamujpです。
七草粥の材料、七草セットを買ってきました。区別できるようによく見てみましょう。木場公園では、和風エリアの寒椿の隣に七草エリアがありましたが、今はなくなりました。
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春の七草セットはスーパーでも買えます
1月7日に食べる七草粥、今は春の七草もパックで売ってて便利ですね。東京では神奈川産がよく流通してるみたいです。
七福神パッケージでおめでたい雰囲気です。
一応、それっぽい草を持ってますが、大根と蕪以外は私には見分けが難しい…
恥ずかしながら七草の区別がつきません。今回はじっくり観察してみることにしました。
春の七草が定着したのは鎌倉時代頃からで、それ以前の七種といえば、穀物の米・アワ・キビ・ヒエ・ミノ・ゴマ・アズキだったそうです。別の組み合わせとして、米・大麦・小麦・アワ・キビ・ダイズ・アズキが使われていたこともあります。。豆類は擬似穀物とされています。
ミノについては、葟米(ミノゴメ)という野生の穀物だったそうですが、現在では何の植物なのか特定できなくなっていて、ムツオレグサではないかとされています。このムツオレグサも、聞いたことないですよね…
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芹(せり)
Oenanthe javanica
今の名前:セリ(セリ科 セリ属)
冬になると野菜売り場で見かけます。
根っこが主張している点も区別のポイント。
七草の中では、葉の形と鋸歯のギザギザで見分けやすく
木場公園のセリ。まだ若い頃は柔らかそうです。
撮影日:2020-03-06
撮影場所:都市緑化植物園 和風エリア
育ってくるとこんな感じ。
撮影日:2019-04-11
撮影場所:都市緑化植物園 和風エリア
水辺の植物なので、ビオ池でも観察できます。
撮影日:2023-03-26
撮影場所:都市緑化植物園 湿性植物見本園
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薺(なずな)
Capsella bursa‑pastoris
今の名前:ナズナ(アブラナ科 ナズナ属)
別名はペンペングサで、三味線のバチのような三角形の実がたくさんついているのが特徴です。
特徴的な実が付いていないとなかなかわかりませんね。
葉っぱの形は2種類あって、魚の骨のような細く尖った形のものは根生葉と呼ばれます。
木場公園のナズナ。とても小さかったです。毛が目立つ感じです。よほどの野草好きでないと、ナズナのお花や実がない状態じゃ気づけないですよね。
撮影日:2021-01-05
お花や実がつくとわかりやすいです。もう1つの葉っぱの形はこの写真のような茎上葉になります。
撮影日:2020-03-06
こんな感じで道端に生えてるのを見かけます。
撮影日:2019-04-15
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御形(ごぎょう)
Gamochaeta affine
今の名前:ハハコグサ(キク科 ハハコグサ属)
御形はおぎょうとも訓みます。ハハコグサの名前は聞いたことがあるかもしれませんね。
七草パックの中では貴重な存在で、ちょこっとしか入っていません。ウサギの耳のような形です。
春になるとよく見かける黄色い花の野草です。
木場公園のハハコグサ。きれいに育ってます。表も裏も毛に覆われいて白っぽいのも特徴です。
撮影日:2019-04-11
深川ギャザリアのホルトノキの周辺に、よく見る野草が色々植えられてた時期があります。
撮影日:2020-05-07
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繁縷(はこべら)
Stellaria media
今の名前:コハコベ(ナデシコ科 ハコベ属)
流通しているものは「コハコベ」と「ミドリハコベ(Stellaria neglecta)」です。ミドリハコベは茎が緑色で、コハコベは紫色を帯びるそうです。両方合わせてハコベと呼ひます。
七草パックにはたくさん入っています。葉が比較的大きいため、かさ増し用かもしれません。
葉が比較的大きく、縁にギザギサがないので、簡単に区別できます。
木場公園のコハコベ。
撮影日:2019-04-11
お花も咲いてます。
撮影日:2020-03-06
這うように茎を伸ばしてどんどん広がっていく感じ。
撮影日:2021-03-09
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仏の座(ほとけのざ)
Lapsanastrum apogonoides
今の名前:コオニタビラコ(キク科 ヤブタビラコ属)
七草の仏の座は正式には「コオニタビラコ」と言います。漢字で書くと「小鬼田平子」。田んぼで黄色いお花を見かけたらコオニタビラコかもしれませんが、都内だとレア植物。
この写真では、横についたヒラヒラが五角形っぽい形をしています。
ただし、七草パックに入っているものは他のタビラコ類のこともあります。
木場公園のコオニタビラコ。ロゼット状態です。
撮影日:2020-03-06
コオニタビラコは良い写真がないんですよね。隣のすずなの名札が目立ってますが、コオニタビラコです。お花がぎりぎり写っているものの、あまり元気な感じではありません。
撮影日:不明
今の名前でホトケノザといえばこちらになります。ピンク〜赤紫のお花がついてる野草でよく見かけます。
撮影日:2019-03-08
撮影場所:木場公園
関連記事:春の七草のコオニタビラコを育ててみる
七草セットを買ってきて植えればいいのか…と思いついて、2025年の七草パックから抜き出して育てた結果がこちら。
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菘(すずな)
Brassica rapa var. rapa
今の名前:カブ(アブラナ科 アブラナ属)
菘(すずな)は、蕪(カブ)の古い呼び方です。
見るからにカブなので、真っ先にわかります。
カブの葉っぱ。
撮影日:2021-01-05
2023年は立派なカブに育ったところが観察できました。
撮影日:
カブのお花って黄色だったんですね。初めて見ました。
撮影日:
カブとダイコンの出始めての若い葉っぱは同じように見えます。育った葉っぱは、大根には深い切れ込みが入ってて、カブにはそれがありません。
撮影日:2021-01-05
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蘿蔔(すずしろ)
Raphanus sativus var. longipinnatus
今の名前:ダイコン(アブラナ科ダイコン属)
蘿蔔(すずしろ)は、大根(ダイコン)の古い呼び方です。他に古名でオオネ・カガミグサとも言うそうです。
こちらも見るからにミニダイコンなのですぐわかります。
ダイコンの葉っぱ。
撮影日:2020-03-06
育ったダイコンの葉っぱ。
撮影日:2021-01-05
2023年は立派に育った大根が観察できました。
撮影日:2023-02-18
大根のお花も咲いてました。
撮影日:2019-04-11
手前がダイコンの葉っぱ、奥がカブの葉っぱです。
撮影日:2023-01-13