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国立科学博物館「大英自然史博物館展」
こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
2017年5月28日(日)、開催される前は期待してたのに、なんとなく延ばし延ばしにして、終了間際になってようやく「大英自然史博物館展」に行きました。
いくらでも平日に行けたのに結局日曜日に行くことになってしまい、予想通りの混雑でした。ほぼ9時頃に到着して受け取った入場整理券が「09:15〜09:30」(整理券は持ち帰り可)。
そのまま並んで入場したので整理券の有り難味は感じることが出来ませんでしたが、その後の時間帯の皆様はあちこちで寛いでる様でした。屋外で何時間も並ぶのにうんざりしてたので、整理券方式は大歓迎です(多分夏の深海展のためのテストなんじゃないかな〜と思います)。
行くまでは期待してたのですが、入場1室目の最初の展示から人の流れが止まったまま動かないので、何故か急に、本当に突然過ぎますが、いきなり気持ちが一気に冷めてしまい見る気を無くしてしまいました。人酔いしたのかな?
第一会場は行き来自由とのことで、とりあえず奥のほうは空いてるという案内を信じて、パッと見て面白そうなものだけを眺めながら写真を撮って一巡しました。第一会場を見終わった後も気持ちは冷めたままだったので、私には展示内容があまり向いてなかったのかなと思います。
ネコミイラをはじめ、他の出展の目玉的なものは、あまり心に響きませんでした。すでに何度も何度も写真で見たものが多かったせいかもしれません。
こういうものは歴史を感じつつも生々しくて好きです。
同じなのかと思ってましたが、並べてみると所々違ってたんですね。水彩画と白黒校正刷です。
今回の展示の中で一番楽しめたのがこれ。銅版画のエッチング凄い! 繊細な仕事です。この銅版部分は、刷り上がりではこの辺りになります。わかりやすく囲ってみました。
これは水彩画から彫刻までフレドリック・ノッターの作品みたいですが、日本の錦絵が絵師と彫り師の分業のように、銅版画も画家とgraveur(彫刻家)が分業のこともあるそうです。
普段このタイプの剥製って見ないので、なんだか物悲しい。鳥の剥製はヒクイドリを除いてみんなこのタイプだったので(ドードーは模型)、見慣れない私には物悲しい印象でした。
日本エリアにありました。「大英自然史博物館展」はこれから各国を巡回するらしいので、このエリアはその国に合わせて変わるのかもしれませんね。下は地球館B2に展示してある輝安鉱。
ちょっと古い道具系は見ていて楽しいです。
マーク・ラッセルによるゾウムシ。照り照り具合がいいですね。顕微鏡で見ながら描いたものだそうです。
結局、こういう博物画を見てるのが好きです。なんだろう、骨格は骨格で、宝石は宝石で、それぞれ見るのは好きなんだけど、雑多すぎたのが合わなかったのかな〜。気持ちがついていかないっていうか…やっぱり人酔いかな。
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公式サイト:国立科学博物館 「大英自然史博物館展」
観覧料(一般当日券) 1,600円
写真撮影は映像以外OK。