【画像】 東京国立博物館 特別展「鳥獣戯画京都 高山寺の至宝」

2015年5月13日(水)

国立東京博物館
http://www.tnm.jp

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以前から何度も、時間指定チケットみたいので捌けないのかと愚痴を言ってますが、そんなに無理なことなのでしょうか?

死人が出たらやり方変えてくれるのかな!?

朝一番に行く。入館したら脇目もふらず甲巻の列に並ぶ(開館直後は第二会場入口からぐるっと回る)、ここで甲巻に2度並ぶ猛者もいるようです。甲巻を見たら再度第二会場入口から入って乙丙丁の列に並んで見る、次に第二会場の残りを見る、それから第一会場という流れが一番速いそうです。

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朝早めだと文句言う人もいないし、あ、お先にどうぞーと譲り合う心の余裕くらいはありました。


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— こんな晴天なので、日傘を貸してくれてました。

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— 窓が鏡みたいに緑を映しててきれい。

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— 鼻をつまんで水に飛び込むウサギ。

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— 楽しそうなディスプレイの奥には行列がある……

正直、こんなに待つなら本物を見なくてもいいかなーと。現代の印刷技術で十分楽しめるものだと思います。本館に展示してあるレプリカで満足できます。鹿は実物を見る価値ありだけど。湛慶スバラシス。あと明恵上人、長安から天竺に行きたいとか、今ならやる気さえあれば割と簡単に叶う夢なのになあ。春日明神の神託で断念てどういうことなんだろうか? 夢にでも現れたの? 検索したら詳しい説明のあるブログが見つかりました。

「生涯の夢破れる時 渡天(インド行き)の中止 明恵上人」

あああ、インド仏教が……。「大唐天竺里程書」も読んでみたい。

一二〇三年、イスラム教徒の襲撃により、東インド・ベンガル地方のヴィクラマシラー寺院が破壊された。この時期には、その他多くの大寺院も破壊され、同時に多くの仏教僧が殺された。(「第9回 インド仏教の滅亡と再興」から引用)

こんなことになってたなんて……。
「大唐天竺里程書」は高山寺のサイトに載ってました。

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— 本館のレプリカ。写真撮り放題。待ち時間ゼロ。

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— 動物に比べて人間を描く時はやる気のない作者だなーと思いましたw

choju
— この猫がお気に入りです(丙巻)。コヤツはもう一度見たいです。本館でw