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2013年09月23日(祝) 日高市「巾着田曼珠沙華まつり」
西武線沿線に住んでた頃、車内吊りで見かけてずっと気になっていた巾着田(きんちゃくだ)です。当時はどうして行かなかったんだろう、飯能の先ということで遠く感じていたのかもしれません。引っ越したらとんでもなく遠くなってしまいました💦
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西武池袋線高麗(こま)駅から徒歩15分という、わりとアクセスのいい場所にあります。所々に看板も出ているし、この時期、前の人についていけば方向音痴の私でも大丈夫。
巾着のような形だから巾着田、曼珠沙華が咲くようになったのは平成から。
唐・新羅連合軍に敗れた高句麗の王族や遺臣が日本に逃れてきて、埼玉の日高市のあたりにまとめて住まわせられたそうです。その日高市の西側に位置する西武線高麗駅が最寄駅になります。 高麗は「こうらい」ではなく「こま」と読みます。駅前にスーパーとかまったく見当たらないのですが、巾着田近くにコンビニがありますしシーズン中は出店もあります。
曼珠沙華(彼岸花)の開花は、多少のズレはありますが、9月中旬から下旬の間の10〜15日間程度が有料期間の見頃となります。最盛期はそのうち4〜6日間です。巾着田内でも早咲きエリアと遅咲きエリアがあるので、期間中でしたら比較的楽しめます。2022年は9月17日〜10月2日が有料期間になります(500円)。です。
途中、白いマンジュシャゲを初めて見て感動しました。ピンクや斑入り(?)も初見。でもやはり赤が一番この花の雰囲気に合っていると思います。
巾着田に到着したのが10時過ぎ、すでに通路は人でいっぱい! とはいえ、空いてるとこもあってこんな感じでした。年配の方が多かったです。
曼珠沙華はちょうど見頃で満開状態。
道すがら写真を撮りまくりましたが、巾着田に着く前は写真を撮る必要はありませんでした。巾着田の中に入れば一面まっ赤な花の絨毯が出迎えてくれます。圧巻です!
パンフレットによると河川の増水等により流れてきた漂流物の中に混じってきた球根が漂着し、根付いたものと考えられています
、とのことで、巾着田の曼珠沙華は最初はわざわざ植えたものではなかったんですね。その後地元の皆さんがお手入れして、株を増やして今では500万本です。
密集して咲いていると花の構造がわからないので、一輪で咲いてる花をじっくり観察しました。複雑な形です。
妖しくておどろおどろしいお花…。
この日は薄曇り、木立の中で薄暗いせいもありますが、アヤシイ花として刷り込まれているようです。
別名、死人花(しびとばな)・地獄花(じごくばな)・幽霊花(ゆうれいばな)…お墓の周囲に咲いたりするのと、毒があるせいでしょうか。気を抜くとこんな補正をしてしまいがちな私です。最初の写真と同じものです💦
他に、彼岸花が群生してるところでは、幸手市権現堂公園や南足柄市運動公園があるようです。個人的には伊勢原市日向薬師の彼岸花が、里山の原風景っぽくてとても好みです。行ってみたいなー。
巾着田の真ん中の広場は広々〜、空が大きい!。
こちらは巾着田の真ん中の広場。ロバに乗ったりできます。水車小屋や蓮池もあって、小川を流れる水がとてもきれい。
マンジュシャゲの蕾。ニョキニョキっとはえてる感じです。雨の後に花芽が上がって来るそうです。
あいあい橋。木製トラス橋として有名らしいです。この橋を渡って巾着田の外に出たところに「高麗郷民俗資料館」があるので入ってみました。よくある地方の民俗資料館です。