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東京都美術館 生誕300年記念 若冲展
2016年5月11日(水)若冲展に並ぶ……。
10年くらい前だったかな、知人のお宅に伺った際、京都の若冲展の図録を見せてもらって、3000円でこの図録が買えるなら私も欲しかったおおおお〜んんん!と、かなり後悔したことがあります。今回の若冲展も既に開催されてから知ったのですが、チケット購入に並ぶのだけは避けたいと思いオークションでチケットを落札。GWは地方の方も来てるし混んでるかな〜とわざわざ避けたのですが、GW明けからが本番でした。😭
家を8時に出ようと思ってたのですが、8時に起きてしまい、日比谷線の方が早いよと聞いていたので普段乗らない日比谷線で行ったら上野駅で出口に迷って超時間ロス……着いた時には既に開場した後で9時40分くらいだったかな〜💦

誘導されて最後尾を目指して歩いていくと黒門が!え、まだ先?
結局、上島珈琲店が見えるとこまで行ってやっと最後尾でした。

雨も降らず、日差しも強くなく、風も心地よく、寒すぎず暑すぎす、過ごしやすい日だったのが幸いでした。とにかく耐えて並んでましたが、スマホで連絡取り合ってわざわざ呼び寄せる◯◯◯!かなりイラっとします。「今どこにいるの、あらーそんなとこなの? 前のほうにいるからこっち来なさいよ〜」こんな感じで割り込みして2〜3人増えるんです。後ろの人だったけど、前でやられたら〆たくなりますネ😤💢

ようやく正門を過ぎてエスプラナードに来たら、もうお帰りの方もいらっしゃいまして、2時間半から3時間くらい経ってたのかな。既に脳が思考停止していて時間がわからなくなってました。ようやく館内に入ってコインロッカーに荷物を預け(100円ですが返ってきますよ)、チケット受付までまた行列。ふー

朝一に来たらまず1Fの「動植綵絵」を見ろと言われてましたが(朝一じゃないし)、既にそんな自由はなく、押されるままにルート順に鑑賞です。人の頭で下半分は全然見えないと聞いていたので、とにかく待ってもいいからと最前列のガラス前の列に入ったのですが列が動かない。前にいるウンチク垂れてる◯◯◯、空気読んで動けよ💢 と思っても、声には出しませんけどね。怒りっぽくなってたのは精神的に限界だったから。

上の図で言うとグリーンの三角の停滞エリアにハマってしまい、酸欠の恐怖と戦いながら何度もここから出て行きたいと思ったのですが、たまたま「月夜白梅図」の前あたりだったので白梅を愛でる古代中国人の気分になりきって脳内だけは風流な心持ちになるよう努め、なんとか凌ぎました。おかげでじっくり見ることは出来たけど……。「乗興舟」と「鳥獣花木図屏」は後ろの列で見て時間短縮しました。椅子が少なくて通路で転がってるお年寄りもいたけど、倒れたというような騒ぎはなくて、みなさんお元気ですよねー。
最後にグッズ売り場にたどり着きましたが、もう完売ばかりで特に欲しいものもなく、でも記念にシール1つ……と思ったのがミスでした。そんなに熱烈に欲しかったわけでもないシール1つに何分並んだのかな、自分の判断ミスを呪う。待ってる時に窓から外を見たら屋外の行列がまだ続いていて哀れに思い涙涙😭 やっと1Fに降りてきて図録購入の列に並び(これはそんなに時間はかからなかったけど)帰路についたのでした。
ブームはダメだとか、並んでる人は本当に若冲が好きなの? などと書いてる人もいますが、テレビの紹介番組で若冲の圧倒的な絵を見たら、誰でも見たくなると思うんですよね、だから今回の混雑も行列も仕方ないかな〜。それにしても辛かった。

若冲、現代に生きてたら絶対カメラ好き、マクロ撮影とかしてそう。最高級の超望遠レンズやマクロレンズ揃えて容赦ない写真を撮ってそう。というか、超望遠やマクロレベルの眼を持つ人ですね。視力も良かったんだろうな。老眼になってからはどうしてたのでしょうか。プルシアンブルーを取り寄せるくらいだからメガネも高価なものを持ってたのかもしれませんね。
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東京都美術館 ブリューゲル「バベルの塔」展
公式サイト:東京都美術館 生誕300年記念 若冲展
観覧料(一般当日券) 1,600円
写真撮影は不可。
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