国立西洋美術館「スケーエン:デンマークの芸術家村」 The National Museum of Western Art

1920x1200 国立西洋美術館 エドワールト・コリール | ヴァニタス-書物と髑髏のある静物

2017年5月28日(日) 国立西洋美術館「スケーエン:デンマークの芸術家村」

こんにちは (๑′ᴗ‵๑)

チケット有効期限ギリギリで行ってきました。トーハクの行き帰り、いつも横目でチラッと見ていた国立西洋美術館です。体力がなくてトーハクとのハシゴが出来ず、なかなか入る機会がありませんでした。

「クラーナハ展」で初めて行くことになり、常設展の写真撮影が可能ということで期待してたのですが、なぜかその日は撮影禁止。国立西洋美術館は、第2第4土曜日と文化の日は無料観覧日なのですが、無料観覧日は写真撮影禁止なのです。特別展の有料チケットで入館してもダメ。そんなこともあり、今回は無料観覧日を外して行きました。

ヨース・ファン・クレーフェ | 三連祭壇画:キリスト磔刑

私が見たい(写真に撮りたかった)のは宗教画なんですけど、前回とはなんか違うような気が……こんなだったかな。記憶に残ってる同じものもあったけど、写真に撮りたいと思う作品がなんだか減っていました。入れ替えでもあったのかな? もしかしたら「ミュシャ展」の、あの圧倒的情報量の巨大絵画を見た後で、前回とは感覚も変わっていたのかも。

1920x1200 国立西洋美術館

「スケーエン:デンマークの芸術家村」

「スケーエン」の区画は写真撮影不可なので写真はありません。漁村の漁師を描いたラフな絵が多くて……完全に私の興味からは外れてました。

ただ、今は興味なくても、後から好きになったりすることもあるので一応流し見。この日は先にカハクに行ってたので、ここで力尽きてしまいました。いつものことですが、博物館や美術館に行くのは体力が必要ですね。

コルネリス・デ・ヘーム | 果物籠のある静物

溢れるようなみずみずしさ! どうも難しい色みたいでうまく撮れず、写真では伝わりにくいかも。

今回持って行ったレンズはm4/3の45-175mmですが、絵のサイズにもよるけど、25〜30mmくらいのほうが良かったかもしれません。絵画全体が収まらなくて後ろに下がったりしてました。皆さんあまり宗教画は好きじゃないみたいで、常設展の初めの方のエリアは人が留まってません。比較的スカスカなので、人にぶつからないのが救いです。 

1920x1200 国立西洋美術館

アドリアーン・ファン・ユトレヒト | 猟の獲物と野菜のある静物(部分)

西洋絵画の静物って、とても本物っぽく見えるのですが、スーパーリアリズムなんかとは違って、近づいて見てみると、意外と省略していたりします。上の写真も、少し離れた所から絵を見ると、ものすごく緻密に描かれた鳥の羽!という印象でしたが、近づいて見るとそこまで細かくはないんですね(人によっては、すごく細かいと感じるかもしれないけど)。

1920x1200 国立西洋美術館

入り口にペーパークラフトがあったのでもらってきました。

館内の常設展入口を入ってすぐ(0メートル)の右側に置いてあるペーパークラフトです。皆さん素通りしてて気づいてないような気がします。「ペーパークラフトいる?」って聞かれて「欲しいっ!」て方もそんなに多くはないかもしれないけど…。

1920x1200 国立西洋美術館 ペーパークラフト

大阪に行った時に通天閣のペーパークラフトをもらってホテルで組み立てて時間つぶししてました。旅行の思い出にどうぞ〜。😊

1920x1200 国立西洋美術館 ペーパークラフト

国立西洋美術館にはパスポートなどの年間チケットはありませんが、東京国立近代美術館の友の会MOMATサポーターズになると、国立西洋美術館の常設展が何度でも見られるという特典付きです(5000円)。近代美術にあまり関心がないので、これはスルーしましたが、両館の展示品が好きな方にならお勧めです。

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