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中央大花壇で毎年咲いてた矢車菊
こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
中央大花壇は、現在の花つみ原っぱの場所です。仙台堀川と葛西橋通りに挟まれたエリア。以前は季節ごとにお花がいっぱいでした。看板によると当時はライオンズクラブのボランティアさんがお世話してくださってたみたいです。3〜4月は菜の花、5月はヒナゲシとヤグルマギク、8〜9月はキバナコスモス、等が咲いてました。
好みの色のヤグルマギクを見つけました
2020年に初めて見かけた色です。黒い花って珍しいしカッコイイですよね。本当に黒に近いステキな色でした。ブラックボール('Black Ball')という品種かもしれません。
大花壇は年々ネズミムギ(その他雑草)の割合が増えてるような気が…。ヤグルマギクも元々は雑草だったそうで、逆に自然な感じでいいのかも💦
色味は群青色(ウルトラマリン)が基本。
ヤグルマギクは英語でコーンフラワーとも言いますが、コーンフラワーブルーという色名にもなっていて、最高級サファイアの濃い青色を表すそうです。
ヒガンバナなんかもお花がどういう形になってるのかわかりにくいけど、ヤグルマギクもお花の構造がわかりにくいですね。特に中央部分。最後にパブリックドメインの分解図を載せておきました。
2017年は都市緑化植物園内の花壇にも
雑草混じりではないヤグルマギク。
2010年に初めて大花壇で写真を撮ったみたい
ツタンカーメンの棺に王妃アンケセナーメンが捧げたという「矢車菊」。子供の頃読んだツタンカーメン発掘物語では、悠久の時の経過を忘れたかのように生き生きとしていた花が、棺が発見された瞬間にたちまち枯れた…って書かれてました。が、もちろん嘘です!
ネットのない時代はそうそう簡単に調べられないので、盛りすぎたお話が事実のように広まってしまったりしました。ただ、アンケセナーメンによるものかどうかはわかりませんが、ツタンカーメンの棺には実際にヤグルマギクを使った花輪は供えてあったそうです。
一緒に植えられてるヒナゲシは虞姫のお墓に咲いたと言われる花で…お墓つながりですね。
撮影場所:木場公園花つみ原っぱ
中央大花壇は木場公園の南北を分ける仙台堀川にかかる木場公園大橋の下にありました。現在は「花つみ原っぱ」に変わっています。
パブリックドメインの植物画です。