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テイカカズラ (Trachelospermum asiaticum)
テイカカズラは深川ギャザリア ビオガーデンの他に、木場駅前の郵便局やビルの壁面を覆っています。特に駅前に関しては壁面緑化として話し合って決めたの?ってくらいテイカカズラを見かけます。
5月の下旬がお花の見頃、普段は地味な蔓性の脇役。
5月の上旬頃は蕾です。赤い葉っぱも見えてますね。
5月下旬くらいがお花の時期です。一斉に咲くとなかなかきれいです。
お花のアップ。プロペラやスクリューみたいにひねりが加えられた感じです。身近なところだと扇風機の羽みたいな感じ。お花の色は白からクリーム色に変化するそうです。
上の写真では、左端に枯れて茶色くなったお花が半分見えてます。見に行く時期が少しでも遅れると茶色の花殻が多く、わー満開だー!と思っても、なかなかベストな状態で撮れません。下の写真も結構枯れたお花が写ってます。
蔓性なので柵や壁に絡まってます。時には木にも…
アカマツに絡みまくってますね。木に絡みつくと本体を弱らせるそうなので、この状態が放置されているかどうかはわかりません。
Wikipediaを見ると名前の由来が面白いです。良い香りがするとか毒があるとか…香りはいつものように私にはよくわかりませんでした💦 種が面白い形らしいのですが、まだ見たことありません。多分気づいてないので次は気をつけて見てみたいと思います。
テイカカズラの園芸品種。
流通名がごちゃごちゃで混乱したので、調べて整理してみました。間違ってたら教えてくださいね💦
オウゴンニシキ=オウゴンカズラ(T. asiaticum 'Ougonnisiki')、ハツユキカズラ(T. asiaticum 'Hatsuyukikazura')はテイカカズラの園芸品種です。小さいチリメンカズラ(T. asiaticum 'Chirimen')は主に盆栽に使われているようです。桃花スタージャスミン(T. asiaticum 'Pink Showers')はテイカカズラのピンク版です。
トウテイカカズラ(=トウキョウチクトウ)の園芸品種。
テイカカズラ(定家葛)の他に、東南アジア東アジア原産のトウテイカカズラ(唐定家葛)というものがあります。トウテイカカズラ(Trachelospermum jasminoides)の別名はトウキョウチクトウ、英語圏ではスタージャスミンとも呼ばれています。斑入りのニシキテイカカズラ(T. jasminoides 'Variegatum')もこちらの仲間です。モクセイ科の本物のジャスミンとはまったく別の種類です。
幸い木場公園でニシキテイカカズラと名札の付いた植物を撮影していました。斑入りではありませんが、こちらがトウテイカカズラ(=トウキョウチクトウ)のようです。お花の時期しか区別できませんが、こちらのトウテイカカズラは蕾の根元の萼片がくるんと反り返っているのがわかります。
撮影場所:ギャザリア ビオガーデン
入口とガーデン内にもあります。