2015-11-12 木場公園
とにかく大きい皇帝ダリア
こんにちは、@kamujpです。
木場公園で初めて見たコウテイダリアが過去一番美しかったです。印象が強かったせいもあるかも。
コウテイダリアのお花
コダチダリアは、皇帝ダリアとも呼ばれるように、ダリアの中で最も大きくなります。公園内の普通のダリアが草丈1メートルくらいなのに対して、コウテイダリアは3メートルくらいあります。背が高くて上の方で咲くので、なかなかお花を観察するのが難しいですね。
他のダリアの花期が終わりに近づいた頃に咲き始めます。キク科のお花なので、キク科の特徴でもある舌状花(薄紫の花びらの部分)と、管状花(中央の黄色い部分)で構成されています。
都市緑化植物園で毎年咲いてます。が、2015年に見たコウテイダリアが最高で、その後はタイミングが悪いのか、ここまでの満開状態には出会ったことがありません。
撮影日:2015-11-12
たまに枝が垂れ下がってたり、低めに育ててることもあります。これはそんな状態で撮影したつぼみ。
撮影日:2015-11-12
お花の中央の黄色い部分を見るとわかりますが、咲き始めのお花
撮影日:2015-11-12
終わりかけのお花です。
撮影日:2015-11-12
コウテイダリアの痩果(そうか)
都市緑化植物園で毎年咲いてます。が、2015年に見たコウテイダリアが最高で、その後はタイミングが悪いのか、ここまでの満開状態には出会ったことがありません。
撮影日:2015-11-12
たまに枝が垂れ下がってたり、低めに育ててることもあります。これはそんな状態で撮影したつぼみ。
撮影日:2015-11-12
舌状花と筒状花でお花はたくさんあるのに、どうして実が1つ? 割れて何か入ってるようにも見えるけど?
撮影日:2015-11-12
調べたら、果実に見えるものは、萼が閉じた状態だそうです。つぼみの写真の後ろの萼みたいなものは苞でした。これは嵐か何かで折れて放置されてたものです。
撮影日:2015-11-12
萼に包まれた中身が見たい…と思って、コウテイダリアの下をよく見たら1個転がってたので、ちょっと剥いて見てみました。お花の数だけぎっちり詰まってる感じです。
撮影日:2015-11-12
コウテイダリアの葉っぱや茎
高さもあるし、落ち葉や枯れた花びらでご近所に迷惑といった書き込みもありました。そのせいかどうか、背丈が1.5m程度の「ガッツァリア」という園芸品種もあります。
竹藪か! コダチダリアの「木立」は、木質化して木のように立ち上がってるからですね。
撮影日:2015-11-12
コウテイダリアの葉っぱのような形は「3回羽状複葉」と呼びます。複葉の場合は、葉っぱを小葉と呼び、小葉のつく枝みたいな部分を葉軸(ようじく)と呼ぶそうです。
撮影日:2015-11-12
葉軸は茎を抱いてる感じ。これを打ち落とした跡が竹の節みたいになってるようです。節の長さは一定ではなく、長かったり短かったりします。
撮影日:2015-11-12
たまに嵐で折れたりするので、切り倒したところだと思いますが、コウテイダリアを挿し木で増やす方法がまさにこんな感じなので、もしかしたら増やしてるとこ?
撮影日:2015-11-12
撮影場所:木場公園 都市緑化植物園
通風口の建物の隣や、ビオ池の近くや、バックヤードの中で咲いてます。