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10月からはサザンカの季節です
こんにちは、@kamujpです (๑′ᴗ‵๑)
サザンカは江東区の花ということもあってか、亀戸中央公園にはサザンカコーナーがあります。本物のサザンカの原種と、獅子頭や勘次郎が見たくて行ってきました。今回は2回目、きれいに撮れた写真を差し替えました。
亀戸公園のサザンカのリスト
公式サイトに最新のサザンカマップ(PDF)があります。下のリストは17まで公式マップの番号と同じになってます。
- 初光(ハツヒカリ)
- 乙女(オトメ)
- 御身衣(オミゴロモ)
- 朝倉(アサクラ)
- 緋乙女(ヒオトメ)
- 山茶花(サザンカ)原種
- 見驚(ケンキョウ)
- 朝日鶴(アサヒヅル)
- 想夫恋(ソウフレン)
- 昭和の栄(ショウワノサカエ)
- 富士の峰(フジノミネ)
- 立寒椿:勘次郎(タチカンツバキ:カンジロウ)
- 寒椿:獅子頭(カンツバキ:シシガシラ)
- 絞り笑顔(シボリエガオ)
- 星飛竜(ホシヒリュウ)
- 笑顔(エガオ)
- 蜀紅錦(ショッコウニシキ)
- 今川絞り(イマガワシボリ)
- 昭和錦(ショウワニシキ)
- 福包(フクヅツミ)
カンツバキ群がシシガシラ群に変わったそうです。寒椿は獅子頭のことなのですが、サザンカなのに名前に椿がついてるのが紛らわしいと感じてました。より分かりやすくなったのではないでしょうか。ということで、全て書き換えました。
初光(ハツヒカリ)シシガシラ群
10〜12月、外弁は桃紅色で内弁は白色、千重、大輪
白くて外側だけピンク色な点が想夫恋と紛らわしいのですが、お花が大きくて、葉っぱに斑がない点で区別できると思います。
白い大輪で華やかです。
乙女(オトメ)シシガシラ群
11〜2月、明桃色、千重、中輪
いわゆるオトメサザンカです。オトメツバキと比べると花びらの重なりが緩い感じ。春先まで咲くようです。
咲き始めはオトメツバキにちょっと似てますね。
緋乙女(ヒオトメ)シシガシラ群
10〜12月、桃紅色、千重抱咲、小輪
別名は、紅乙女・昭和の誉・紅乙女・御幸。抱え咲きというのはカップのような、開ききらないような咲き方を指すそうです。
山茶花(サザンカ)原種
10〜12月、白色、-重咲、小輪
原種です。原種のサザンカと原種の椿(ヤブツバキ)だけなら花の色だけで区別できます。鹿児島市産。
上の写真と全然雰囲気が違いますが、どちらもサザンカ原種です。原種の株は2つあって咲く時期もお花の形も違うとのことなので、それぞれ別の木のお花だと思います。
見驚(ケンキョウ)サザンカ群
11〜12月、白色、一重、大輪
マップで見驚がある場所で見かけました。大輪で花びらのヒラヒラが派手なサザンカです。名札が見当たらなかったので、もし間違っていたら教えてください。他の方の見驚の写真を見ると花びらの縁がわりと素直な感じで少し違うような気もします💦 次回の課題。
想夫恋(ソウフレン)シシガシラ群
11〜1月、蕾は紅色、白色で外側の花弁が桃色、千重、中輪
別名は皇玉・日の出富士。日の出富士と区別がつかない!と思ってたら同じものだったんですね。そして日の出富士のほうが正式名称だそうです。
初光は外側だけピンク色ですが、想夫恋は中央の花弁もピンク色だそうです。
想夫恋の見分け方は斑入りの葉っぱだそうです。細長くて先細りな形で、脈に沿って白っぽくなっていますね。写真を見返してみたら、お花のまわりの1〜2枚はこういう葉っぱがあるので、よく見ればすぐ気づくと思います。
昭和の栄(ショウワノサカエ)シシガシラ群
11〜2月、桃色、獅子咲き、中輪
平成の停滞、令和の衰退…「昭和の栄」って名前が悲しくなりますね。活気があって明るい未来を信じられた昭和時代、ううう…
2024年はサザンカの当たり年です。訪れた時期もよかったのか満開でした。昭和の栄は下の写真のように雄しべが花弁化してるのが見られるそうです。
テニスコート東側で咲いてたピンクの斑入りのお花。昭和の栄にも斑入りがあるそうなので、それかもしれません。このエリアに絞り笑顔があるので紛らわしいのですが、名札付きの絞り笑顔の木は固めな蕾だけでお花が1つも咲いていなかったのと、葉っぱの形の違いやお花の大きさから昭和の栄じゃないかなと思います。自信ないけど。
比較できるほど絞り笑顔も観察してないんですよね…。絞り笑顔の個体差かもしれない。
富士の峰(フジノミネ)シシガシラ群
11〜1月、白色、千重、中輪
別名は峰の雪。園内にある中輪で真っ白なサザンカはすべて富士の峰だと思います。
勘次郎(カンジロウ)シシガシラ群
12〜2月、紅色、八重、中大輪
別名は立ち寒椿・歌枕・寒紅梅。勘ちゃんが見たかったのです。名札のない立ち性の紅いサザンカはどこにでもあるのですが、これぞ正しく勘次郎というカンツバキが見たくて行ってきました。木場公園のは勘次郎なのかなあ。似てるけど。
下のは亀戸水神駅側から公園に入ってすぐの勘次郎です。上の2つと比べると、より獅子頭似の雰囲気です。
獅子頭(シシガシラ)
12〜2月、明るい紅色、八重、中輪
別名は寒椿・這い寒椿。寒椿の葉っぱは暗い濃緑色と聞いたことがあります。サザンカやツバキはみんなわりと濃緑色の葉っぱですが日陰だと特に暗い色に見えます。
絞り笑顔(シボリエガオ)ハルサザンカ群
11〜3月、明桃色に白斑、八重、大輪
エガオの斑入り。かわいい色味です。葉っぱは先が細めでカールした感じになってます。
たまたまかもしれませんが、葉っぱもこんな感じになってました。
星飛竜(ホシヒリュウ)ハルサザンカ群
11〜3月、濃い紅色に白斑、乱れた八重咲、小中輪
1番のお気に入りです。斑入りや絞りのお花って綺麗ですよね。赤い「飛竜」という品種もあります。
笑顔(エガオ)ハルサザンカ群
11〜3月、明桃色、八重、大輪
いくつかあった写真の中で、一番「笑顔」のイメージに近い写真にしました。
蜀紅錦(ショッコウニシキ)ハルサザンカ群
11〜3月、濃い紅色に白星班、一重、小輪
蜀紅錦は花の色の混ざり具合がランダムできれいです。ほとんど真っ赤なお花も混じってます。
蜀紅錦も斑入りの葉っぱで見分けることができるそうです。こんな感じの斑入りの葉っぱです。
まだ写真が撮れていないサザンカは、御身衣/オミゴロモ・朝倉/アサクラ・飛竜/ヒリュウ・朝日鶴/アサヒヅルです。それ以外の品種もあるとか。
園内看板の説明に違和感のある箇所があったので、「サザンカ現存品種名一覧」を参考にさせていただきました。
今川絞り(イマガワシボリ)シシガシラ群
10〜2月、紅地に白斑入り、牡丹咲き、花弁にしわ多い、小輪
公式ブログで紹介されてて、特徴的な斑の入り方で名前がわかりました。お花と開きかけの蕾。
昭和錦(ショウワニシキ)サザンカ群
10〜12月、白地に紅ぼかし、一重、大輪
アンズ林の近くの混植エリアにありました。このエリアにある昭和錦(ショウワニシキ)に似ているような。
花びらがもっと広い感じのものもあったので昭和錦ってことにしておきます。😅
福包(フクヅツミ)サザンカ群
濃い桃色、八重咲き
画像を見返していたら、福包というサザンカの写真がありました。緋乙女に似てるけど色が違うのかな?
サザンカのお花は香りがします(多分)
ツバキとの違いの1つに香りもあります。同行者は香りがする〜!と喜んでいたものの、私には無臭でした。個人的なことですが、一部の植物の香りがまったくわかりません。サザンカの香りもほぼわかりませんでした。一部かすかにわかるよーなわからないよーなって感じでショック。悲しい…
山茶花とともに紅葉も見頃でした
亀戸中央公園は設備的には普通の公園です。広くて日当たりがいいせいか、紅葉は綺麗で、メタセコイアがやたら多かったです。
バドミントンの木🤣
公園の東北側は旧中川水辺公園に接しています。スカイツリーも見えます。