ヒヤシンス(キジカクシ科 ツルボ亜科 ヒヤシンス属)Hyacinthus orientalis 木場公園 都市緑化植物園 江東区

ヒヤシンス キジカクシ科 ツルボ亜科 ヒヤシンス属 Hyacinthus orientalis 木場公園 都市緑化植物園
2019-03-28 木場公園

ヒヤシンスはクロッカスとともに水耕栽培の双璧

こんにちは、@kamujpです (๑′ᴗ‵๑)
クロッカスの記事でも書きましたけど、そういう印象です。今でもけっこう水栽培で育ててる方を見かけます。

ヒヤシンスの成長とお花

ヒヤシンスってお花の時期以外はまったく記憶になくて、観察中にいろいろビックリしました。少し育った状態のヒヤシンス。2024年も花壇にたくさん植えてありました。

2024-03-10 Hyacinthus orientalis 2160
2024-03-10 木場公園

地面からいきなりつぼみ。こんな状態で咲き始めるんですね。知らなかった!

ヒヤシンスの蕾(つぼみ) 白
2021-03-12 木場公園

つぼみは花の色によって色味が違います。

ヒヤシンスの蕾(つぼみ) ピンク
2020-03-15 木場公園

上のつぼみから開いていきます。この状態を見てもヒヤシンスだと気づきませんでした。

ピンクのヒヤシンスの開花
2020-03-06 木場公園

つぼみがばらけてきました。花茎も伸びてきています。

白いヒヤシンスの開花
2021-03-12 木場公園

きれいに開花しました。この状態でようやくヒヤシンスだとわかります。ラッパ状の星形のお花がたくさん。

白いヒヤシンスの花
2021-03-12 木場公園

翌年のヒヤシンスは可憐な野草風

知らないお花が咲いてる。これ何ですか?って尋ねたら「ヒヤシンスだよ」って教えてもらいました。あのみっちりしたお花はどこに…? 野良ヒヤシンスはこんな感じで咲いてるので、ヒヤシンスと認識しないまま見ていた可能性もあります。

植えたまま翌年咲いたヒヤシンス
2022-03-16 木場公園

個人的には、こっちの方が好きかも…。

ヒヤシンスのお花の色

ピンクの薄め・普通・濃いめと、紫系と、クリーム色、赤に近いマゼンタみたいな色を見たことあります。こちらは薄めのピンクで、中央部分が濃いめのバイカラーですね。

ピンクのヒヤシンスの花
2020-03-15 木場公園

クリーム色…なんていうのもあったんですね。

クリーム色のヒヤシンスの花
2023-03-16 木場公園

これは公園以外で撮ったもの。赤に近い華やかな色です。

赤いヒヤシンスの花
2020-03-25 路上

撮影場所:木場公園>都市緑化植物園

いろんなところで見た気がします。

ヒヤシンスの別名

まずヒヤシンスとヒアシンス、これはどちらでもいいそうです。日本語のブレですね。

風信子(ふうしんし)、飛信子(ひやしんす)、錦百合(にしきゆり)、夜香蘭(やこうらん)、どれも知らなかったのですが、風信子は中国語です。信はお手紙やお知らせのこと、香りが風に乗ってヒヤシンスの存在を知らせるから風信子ですね。子は帽子の子と同じようなものかな? 中国語ではいろんな名詞に子が付きます。ヒヤシンスの読みと風信子をかけ合わせたようなものが飛(ひや)信(しん)子(す)かと思います。

ギリシャ神話のヒュアキントス(Hyakinthos)が名前の由来。一般的に美少年で知らせていますが、神格化された英雄ともスパルタの王子とも書かれています。ギリシャ神話のヒヤシンス(植物)は、現代のヒヤシンスではなく、ラークスパー、アイリス、グラジオラス イタリクスだろうと言われてます。神話の通り花びらにAIAIの文字が刻まれてるとしたら、アイリスあたりが文字が刻まれている雰囲気ですね。黒いヒヤシンス見てみたいな。

Cultivars of Hyacinth

関連記事:クロッカス(アヤメ科 クロッカス属)