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葉っぱの形で分けるハボタン
こんにちは、@kamujpです (๑′ᴗ‵๑)
はじめてハボタンがかわいいなと思ったのは、銀座にイルミネーションを見に行った時です。路上のプランターに小さなハボタンがまとめて植えられててお花のようでした。
次に感動したのが深川ギャザリアで見たハボタンの寄せ植えのハンギングです(トップの画像)。ハボタンでこんなにステキにアレンジできるなんて。紫と緑と淡いクリーム色が重なって、とても美しいです。
木場公園のハボタン畑は別のページにまとめました。
「みんなの趣味の園芸」によると、江戸時代に食用として日本に渡来したとのことです。その後、日本で改良が進み、葉っぱの形状によって、東京丸葉系、名古屋縮緬(ちりめん)系、大阪丸葉系(丸葉と縮緬の交雑種)といった名称で呼ばれていたようです。
現在では葉っぱの形状に基づいて「丸葉系」、「縮緬系」、「フリンジ系」、「切れ葉系」、「バニー系」に分類されるそうです。過去の写真から探してみました。
形ではなく葉に光沢があるものを「照り葉」と呼びます。
丸葉系のハボタン
トップ画像のハンギングの全体はこれですが、伸びているのはみんな丸葉系ですね。素直な丸い葉っぱのハボタンは、矮性種(小さいハボタン)でよく見かけます。
色の変化がきれい。
個人的に、こういう真っ白なハボタンが好きなんだけど、どこの子?(品種は何?)
縮緬系のハボタン
葉っぱの縁がちりちりしてるものです。
オシャレな寄せ植え。中段が縮緬系。
縮緬系のハボタンはチリチリゆえか、色の組み合わせが比較的シンプルです。これは縁にも別の色が入ってるタイプですね。
白がメインの縮緬系ハボタン。チリチリ感に少し違いがあるように思います。
伸びてくるとこんな感じ。
つぼみを真上から。
フリンジ系のハボタン
丸葉と縮緬の中間はこんな感じでしょうか? 品種によってはフレア系とかラッフル系と呼ばれるものもあります。
これもそうかな?
これも?
フリンジ系は柄的にもいろいろあって楽しいです。
春になって伸びてきたところ。貴婦人のドレスみたい。
切れ葉系のハボタン
ケールとの交雑で切れ葉が特徴。さんごという品種が有名なせいか、さんご系とも呼ばれます。さんごは下の画像に似た雰囲気らしいです。切れ葉は他にフェザー系と呼ばれるものもあります。
深川ギャザリアにあった非常にキレッキレな切れ葉系のハボタン。
う〜ん、アクアリウムで使う人工水草の海藻っぽいです。
切れ葉のハボタンが伸びてきたところ。
ハボタンの基本色はクリームと緑とマゼンタ
ハボタンは3色が基本で、それに濃淡をつけて組み合わせた感じです。黒っぽいハボタンもあります。下のは黒に近い濃いめの紫色。
葉脈に別の色が出るタイプもあります。少しエグい色です…
下から見た感じ。
照り葉のハボタン(ブルームレス)
最近はテリテリ感のある葉っぱ「照り葉」のハボタンもあります。このハボタンはテカってる感じしますよね? 今までのハボタンは葉の表面にブルーム(白いワックス成分)というものがつくためマットな質感でした。
2024年冬〜2025年春のハボタンはツヤツヤのピカピカ。光沢ハボタンとかつやつやハボタンなどとも呼ばれています。
ハボタンのお花
春になるといきなり伸びてきて菜の花みたいなお花を咲かせます。
お花のアップ。下の方から種に変わります。
花茎が真っ黒に見えるものも。
私も買ってみたりしたのですが…
小さいお花みたいな形の「スプレーハボタン ファミリー」です。
上に伸びずにどんどん緑色が増えていく…
もう草にしか見えない…😂 なぜ? やっぱり光量不足?
翌年も緑になりました…😭 タキイネットの花に関するQ&Aによると肥料が効きすぎていると発色が悪く、緑がかった色が出やすくなり、日当たりが悪いと特に赤系の葉色が薄くなります
だそうで、それと気温も関係するようです。