10月に咲くお花と見頃の植物 9月 | 去年の11月
こんにちは、@kamujpです。
10月のメインは何といってもキンモクセイ(金木犀)と菊。金木犀は雨がふると散りやすいのでつぼみを確認したらこまめな観察がお勧めです。コキアも赤くなる時期です。早ければ江東区のお花のサザンカ(山茶花)も咲き始めます。
香るお花、金木犀の仲間
ウスギモクセイ(薄黄木犀)→ギンモクセイ(銀木犀)→キンモクセイ(金木犀)→ヒイラギモクセイ(柊木犀)→ヒイラギ(柊)の順番で咲きます。
ギンモクセイ(モクセイ科 モクセイ属)
【香るお花】お花のピークは9月下旬から10月中旬頃。金木犀より控えめな香りです。薄黄色のものを薄黄木犀と呼ぶことも。トイレのそばにあります。
ヒイラギモクセイ(モクセイ科 モクセイ属)
金木犀に似た香りですが、より穏やかに薫ります。木場公園のヒイラギモクセイやヒイラギっていつも葉っぱの状態が良くないんですよね。実は古石場親水公園はヒイラギモクセイの並木道と言っていいくらい植栽されてます。
❶ ガーデニング広場
入口から入って噴水の左右にあるのがガーデニング広場です。右側には一般的な樹木や園芸で扱うお花が植えられています。
毎年、10月は早咲きのガーデンマムが主役です。ダリアとジニア、センニチコウはずっと咲き続けています。
ガーデンマム(キク科 デンドランセマ属)
【木場公園の定番】ボランティアさん曰くザルギクかもってことでした。ガーデンマムの中のポットマム系かと思います。以前は黄色と赤が半々でしたが、最近は黄色のほうが優勢です。赤は数株になってしまいました。この濃いめの赤い色が好みです。
ノコンギク(キク科 シオン属)
ノコンギクから改良されたコンギクでしょうか? お花は1.5〜2.0cm程度と小さめ。小花ノコンギクという矮性のノコンギクもあると教えていただきました。それも似ています。
センニチコウ(ヒユ科 センニチコウ属)
【木場公園の定番】花期はとても長めです、見頃は7月〜10月。今までの白・ピンク・赤紫の定番3色とは異なる、キバナセンニチコウ(真っ赤)やバイカラーなどの新色もあります。
チョコレートコスモス(キク科 コスモス属)
色味もチョコレート色ですが、香りもチョコレートに似ているそうです。チョココスの花期は品種によるけど5月〜11月と長めです。
ハナナス(ナス科 ナス属)
【木場公園の定番】赤い実がかわいい観賞用ナスです。今年は遅めの植え付けで、9/24 ようやく黄色っぽくなってきました。部分的に赤くなってます。
シュウメイギク(キンポウゲ科 イチリンソウ属)
【多年草】丈の短いものもありますが、長い茎でゆらゆら秋風に揺れる秋明菊が好きです。初めてみた時から可憐さに魅了されてます。白とピンクが毎年咲いてますが、今年は白がヒマワリに押されてピンクのみ。
ムギワラギク 麦藁菊(キク科 ムギワラギク属)
お花のピークは、7月〜9月頃。カサカサ感が癖になるお花です。木場公園では初めて見たかも。
❷ 洋風エリア
大きく分けて、ミニバラ園とハーブ園になります。季節によってバラやハーブの良い香りが漂っています。
サルビア レウカンサ(シソ科 アキギリ属)
【木場公園の定番】別名アメジストセージ、メキシカンセージ。紫のモケモケで初めて見た時は驚きました。例年だと上旬につぼみがつき始め、お花の見頃は9月下旬〜10月。白いお花が落ちた後も、枯れるまでは紫色できれいです。
チェリーセージ:サルビア グレッギー(シソ科 アキギリ属)
真っ赤でした。わりとどの時期でも咲いていますが、一斉に咲いて見頃になってます。
ハナミズキ(ミズキ科 ミズキ属)
真っ赤な実が目立つようになりました。
ハナシュクシャ 花縮砂(ショウガ科 ハナシュクシャ属)
別名ホワイトジンジャー。もう1種類の薄いオレンジ色っぽいジンジャーも咲き始めていました。見頃は8月下旬〜10月上旬。
ブッソウゲ 仏桑華(アオイ科 フヨウ属)
ハイビスカスの名前のほうがよく知られていますね。お花の見頃は6月〜7月と9月〜10月。
バラ 薔薇(バラ科 バラ属)
秋バラの季節です。
❷ 和風エリア
和風庭園を彩る花木と下草系の植物が中心です。
前倒しの年はホトトギスが下旬頃から咲き始めます。クチナシの果実も観察できます。。
ホトトギス(ユリ科 ホトトギス属)
今年はお花が少なめです。松風という品種に似てるような気がしますね。
ヤブラン(キジカクシ科 ヤブラン属)
すでに早咲きの株は実がついています。熟すと黒くなるけどまだ青々としてみずみずしいですね。
クチナシ(アカネ科 クチナシ属)
クチナシは和風エリアと、都市緑化植物園の入口付近にあります。ヤエクチナシは刈込生垣見本園と花木見本園にありますが、結実しないので、子房部分が萎んだ状態のままです。
シコンノボタン(ノボタン科 シコンノボタン属)
シコンノボタンも花期が長めで7月頃から咲きはじめますが、だらだらと咲いている感じです。8月下旬に見た時は咲いてませんでした。お花の見頃は9月〜10月。
❸ 果樹見本園 くだもの
果樹見本園のくだものは別にまとめてあるので、そちらをご覧ください。
9月から引き続き、マルメロ、カリン(花梨)、イチョウ(銀杏)、カキノキ(柿)、ザクロ(柘榴)、ダイダイ(橙)、キンカン(金柑)が観察できる時期です。
ビワ 枇杷(バラ科 シャリンバイ属)
甘い香りがするというビワのお花はは10月下旬頃から開き始めます。
ナワシログミ 苗代茱萸(グミ科 グミ属)
ナワシログミのお花は地味です。木に近寄って探さないとわからないくらい目立ちませんが、良い香りがします。
ミューレンベルギア カピラリス(イネ科 ネズミガヤ属)
見頃は10月上旬〜10月下旬。ピンクの小穂(しょうすい)が広がり始めました。
タイタンビカス(アオイ科 フヨウ属)
アメリカフヨウに次いで大きいお花です。果樹見本園のそばの花壇にあります。9月下旬に再び咲いてました。
❹ 刈込生垣見本園
生垣に使える低木の常緑樹が中心です。
南東の角に、ボケ・トサミズキ・シャリンバイ・ヤエクチナシなどがぐちゃっとまとまっています。
イヌマキ 犬槙(マキ科 マキ属)
9月中下旬ごろになったら色が変わって赤と緑になります。7月に緑色の実を見つけてから、やっと色づきました。
❺ 帰化植物見本園周辺
常時300種類以上の帰化植物が植栽・栽培されている珍しい見本園です。
マルバフジバカマ、シャクチリソバ、シオザキソウなどが咲いています。
マルバフジバカマ 丸葉藤袴(キク科 ヒヨドリバナ属)
お花のピークは9月下旬 〜 10月下旬です。
セイタカアワダチソウ 背高泡立草(キク科 アキノキリンソウ属)
シオザキソウ 塩崎草(キク科 コウオウソウ属)
お花のピークは9月中旬〜10月下旬です。
シャクチリソバ 赤地利蕎麦(タデ科 ソバ属)
お花のピークは9月上旬〜10月中旬です。野草でよく見かけるイヌタデが巨大になったような姿です。
ダンドク 壇特(カンナ科 カンナ属)
7月〜9月がお花のピークですが、開花は6月〜10月で、いつも少しずつ咲いている印象です。お花に見える赤い部分、花弁化した雄しべが3つあり(うち1つは反り返ってる唇弁)、他に雌しべと雄しべ、本来の花びら3つ、萼片3つで構成されています。こちらに写真があります。
ミツバオオハンゴンソウ 三葉大反魂草(キク科 オオハンゴンソウ属)
【木場公園の定番】花期は7月〜9月と長めですが、8月中が見頃です。10月は枯れ姿が可愛いです。木場公園に通うようになった初期の頃からあって、はっきりした色合いで好きなお花です。園芸ではルドベキア。洋風エリアにもあります。
シモバシラ 霜柱(シソ科 シモバシラ属)
帰化植物ではなく日本の植物ですが、植える場所がなかったのか、このエリアにあります。お花が咲き始めていました。お花のピークは9月中旬〜10月上旬です。
❻ 湿性植物見本園周辺
循環型の池の周囲に水生植物を植えています。水はまた流れるようになってました。
彼岸花の季節が終わり、セイタカアワダチソウの見頃になります。
フジバカマ 藤袴(キク科 ヒヨドリバナ属)
【秋の七草】秋の七草のフジバカマが咲いてます。ガーデニング広場にはキキョウもあります。お花のピークは9月下旬〜10月中旬です。
シチヘンゲ 七変化:ランタナ(クマツヅラ科 シチヘンゲ属)
【お花の色が変わる】別名ランタナ。黄色→オレンジ→赤へと変化します。帰化植物見本園にはピンク系のものがあります。こちらもいつもお花が咲いてます。
オニグルミ 鬼胡桃(クルミ科 クルミ属)
9月から10月にかけて本格的に落下します。
❼ 花木見本園
常時公開のエリアで、花が美しい樹木が中心です。
10月に入るとコブクザクラが咲き始めることがあります。
ゴンズイ 権粋(ミツバウツギ科 ショウベンノキ属)
お花のピークは5月中旬〜6月中旬。今見えてる赤いものは果実です。もっと育つと開いて黒い種が見えるようになります。
ハギ(マメ科 ハギ属)
お花のピークは9月。ミヤギノハギらしいけど、わかりません。
ウメモドキ(モチノキ科 モチノキ属)
お花のピークは5月下旬〜6月上旬頃。実は10月には色づき始め、11月〜12月の落葉後がお勧めです。
モッコク(モッコク科 モッコク属)
お花のピークは月下旬〜7月上旬頃。モッコクは庭木としても人気です。10月には果実が赤く色づき、11月頃まで観察できます。
❽ 紅黄葉樹見本園
常時公開のエリアで、黄葉/紅葉する落葉樹が中心です。
イロハモミジ、ミツバカエデ、トウカエデ、ハナノキ、イタヤカエデなどがあります。
トウカエデ(ムクロジ科 カエデ属)
11月が紅葉の時期です。羽のついた種(翼果)はずっと観察できます。
❾ 壁面緑化見本園
壁面を覆うためのつる系植物が中心です。メインはモッコウバラ。アケビ、ブドウなどがあります。
サネカズラ 実葛(マツブサ科 サネカズラ属)
お花のピークは8月中旬〜8月下旬。ここのサネカズラは以前からあったのかなあ? よくよく見たら、この周辺サネカズラが多かったです。赤い実が楽しみ〜🥰
斑入りヤブラン 実葛(キジカクシ科 ヤブラン属)
お花のピークは9月中旬〜9月下旬頃。まさに今、綺麗に咲いています。
ギンヨウアカシア周辺
ギンヨウアカシアのエリアです。花期の長いサルスベリもそろそろ見納めです。
サルビア レウカンサ(シソ科 アキギリ属)
お花も紫のタイプです。
ホウキギ 箒木(ヒユ科 バッシア属)
見頃は10月中旬〜10月下旬。
ローゼル(アオイ科 フヨウ属)
お花のピークは10月頃。初めて見たローゼルはこちらの真っ赤なほうです。惹きつけられますね。ナチュラリスティックガーデンに今年もありました。
引き続き、どんぐり拾いの季節です!
どんぐり拾いが可能です。もうすぐシラカシやアラカシのどんぐりが落ち始めます。
木場公園内、その他の場所
木場公園の北側には、ヒマラヤスギの並木でシダーローズが拾えたり、生きてる化石のメタセコイアが観察できます。他にもシナノキ、イスノキもお勧め。
10月は果実の観察に最適な時期。早めの紅葉も始まります。
トチノキ(ムクロジ科 トチノキ属)
園内の所々にあります。きれいに黄紅葉する時としない時があります。日当たりなど場所にもよるのかも。
サンシュユ(ミズキ科 ミズキ属)
別名アキサンゴ(秋珊瑚)。園内の所々にあります。お花は3月上旬〜3月下旬頃。果実は10月上旬〜11月中旬に真っ赤に熟して見頃になります。
ヒマラヤスギ(マツ科 ヒマラヤスギ属)
見上げて探すと。ヒマラヤスギの球果が見つかります。シダーローズは1月〜3月頃に拾えるようですが、早いと10月にも落ちています。テニスコートの東側の園路沿いにあります。
アオギリ 青桐(アオイ科 アオギリ属)
梧桐とも。閉じてた実が開いてこの不思議な状態になってます。もう少し乾燥すると秋風に揺られてカサカサと快い音を奏でます。
ヤマナシ(バラ科ナシ属)
今年は涼しめだったのと長雨のせいか、落葉が早いです。
コブシ(モクレン科 モクレン属)
集合果(しゅうごうか)の見頃は9月下旬から10月頃。北側のテニスコート入口側の三ツ目通り沿いのほうがお勧め。
サンゴジュ 珊瑚樹(ガマズミ科 ガマズミ属)
ふれあい広場南端にあります。木場公園は防災公園のため、防火林として植えてあるようです。お花は地味めですが、実はまさにサンゴのような赤で目立ちます。
ヤマボウシ 月光(ミズキ科 ミズキ属)
都市緑化植物園にもプランター植えで1株あります。実がつきました。垂れてるね…。いわゆる普通のヤマボウシのほうは、実がついたのを見たことがありません。
ナンキンハゼ(トウダイグサ科 ナンキンハゼ属)
野草
詳しくないけど、木場公園でも見つかる定番野草を紹介しています。
エノコログサ 狗尾草(イネ科 エノコログサ属)
いわゆる猫じゃらし。近縁種があります。この画像もエノコログサかどうかは少し不安です。
アレチヌスビトハギ(マメ科 シバハギ属)
都市緑化植物園の園内と耐火性植物見本園のミズキの木の根本にあります。アレチヌスビトハギが場所によってはモリモリです。豆果が2節のものがヌスビトハギ、豆果が3〜6節のものがアレチヌスビトハギです。
耐火性植物見本園にあるのは、アオキ・サンゴジュ・イヌマキ・シラカシ・スダジイ・イチイだそうです(「ともすけ第20号」より)。他にもクロガネモチ・マテバシイ・タブノキといった耐火性のある植物が木場公園には多いです。
木場公園以外のおすすめ
10月はバラとコスモスとコキアがお勧めです。少し遠出になりますがススキも見頃になります。江東区のお花、サザンカも早ければ10月下旬頃から咲き始めます。
❶ ガーデニング広場
入口から入って噴水の左右にあるのがガーデニング広場です。右側には一般的な樹木や園芸で扱うお花が植えられています。
毎年あるものとしては、ハツユキソウ、センニチコウ、ケイトウ、ハナナス(ソラナム)あたりが中心になります。
テンジクボタン:ダリア(キク科 ダリア属)
花期も長く品種によっては華麗すぎるお花です。たいてい花びらがきちんと並んで重なってる感じで美しい。
この時期の黄色のお花
他にもニチニチソウ、アンゲロニア、サフィニアやペチュニア、オシロイバナなど暑さに強いお花が咲いています。
ニチニチソウ
大花壇(現お花つみ原っぱ)にありました。
9月25日 ペンタス
こちらはまだまだ元気に咲くと思います。
-->ギンヨウアカシア周辺
ギンヨウアカシアのエリアです。コキアの隣に小さなナチュラリスティックガーデンもどきがあります。サルスベリの他は、カンナが引き続き咲いています。
サルスベリ(ミソハギ科 サルスベリ属)
お花のピークは7月〜9月。色々なピンク系のサルスベリがあります。8月下旬頃には満開になってます。花期が長いので、9月も引き続き咲き続けます。
ムラサキゴテン 紫御殿(ツユクサ科 ムラサキツユクサ属)
お花のピークは8月〜9月。6月に見つけた小さな株が大きく育ってました。
ホウキギ 箒木(ヒユ科 バッシア属)
お花のピークは8月中旬〜下旬頃。8月下旬には枝がより赤みを帯びてました。そろそろ緑コキアとはお別れかも。
ローゼル(アオイ科 フヨウ属)
お花のピークは10月頃。初めて見たローゼルはこちらの真っ赤なほうです。惹きつけられますね。ナチュラリスティックガーデンに今年もありました。
野草
詳しくないけど、木場公園でも見つかる定番野草を紹介しています。
ヘクソカズラ(アカネ科 ヘクソカズラ属)
2026年はヘクソカズラの花が咲きまくってます。
オオアレチノギク(キク科 イズハハコ属)
ヒメムカシヨモギと紛らわしいけど、こちらはオオアレチノギク。ヒメムカシヨモギは白いお花がちょこっと見えて茎の毛が少なめ。オオアレチノギクは毛が多めなので白っぽく見えます。
アレチヌスビトハギ(マメ科 シバハギ属)
都市緑化植物園の園内と耐火性植物見本園のミズキの木の根本にあります。アレチヌスビトハギが場所によってはモリモリです。豆果が2節のものがヌスビトハギ、豆果が3〜6節のものがアレチヌスビトハギです。
耐火性植物見本園にあるのは、アオキ・サンゴジュ・イヌマキ・シラカシ・スダジイ・イチイだそうです(「ともすけ第20号」より)。他にもクロガネモチ・マテバシイ・タブノキといった耐火性のある植物が木場公園には多いです。

